●グローバルパスポートは便利
シンガポールとは関係ありませんが、日本に帰国後の2000年に、オーストラリアと香港に出張で行ってきました。オーストラリアには1週間ほど、香港には10日ほど滞在するという、どちらも結構長い出張となりました。
まず、10月にオーストラリアに行くことになったのですが、準備をしているとき、確かオーストラリアと香港は、どちらも携帯電話AUのグローバルパスポートの使える国だったはずだったと思い、出発前にそれまで使っていたドコモの携帯電話をキャンセルし、AUのグローバルパスポート対応機種を買ってしまいました。今になって考えると、iモード対応だったドコモの携帯をインターネットやメールの機能が全く付いていないAU(その当時は、グローバルパスポート対応機種は一つしかなく、メールなどの機能はありませんでした。)に替えるのは、もったいなかったという気もしますが。
しかし、AUの宣伝をするつもりはありませんが、とにかくグローバルパスポートは便利でした。日本では、飛行機に乗り込むまで携帯電話が使えるし、オーストラリアに着いてからは、ちょこちょこと設定を変えるだけで、いきなり使えるようになってしまったのには驚いてしまいました。ただ、シンガポールに住んでいたときに使っていたGSM方式の電話は、外国に行っても、何の設定をしなくても、電源を入れるだけでその国で使えるようになったはずなので、それを考えるともう一歩というところですか。
それでも、一緒にオーストラリアに行ったメンバーが、いちいち事前に海外用携帯電話の申し込みをして、出発前に成田空港の業者のカウンターで電話を受け取り、また、帰国時には電話を返却するといったことをしていたのに比べると、楽なものです。通話料金についても、外国の公衆電話から電話するよりは高くつきますが、ホテルの部屋から国際電話するのよりは安いくらいの料金だったので、それほど高いというものでもありませんでした。しかも、オーストラリアでは、シドニー、メルボルンといった大都市のほか、タスマニア島にも行ったのですが、タスマニア島のはずれの方でもちゃんと使えました。
なお、オーストラリアから日本に帰る時に高校生の修学旅行(だと思うのですが)や、大学生くらいのグループが空港で待っていたのに遭遇したのですが、彼らが結構、海外対応の携帯電話を持っていたのには驚きました。通話料も入れるとそれほど安いものではないと思うのですが、普段の生活で携帯電話なしではいられない今の若者にとっては、いくら高くても、たとえ海外であっても、携帯電話は必需品なのでしょうね。
<香港の100万元の夜景>

ただ、グローバルパスポートには一つだけ大きな問題がありました。システムがそうなっているので仕方がないことなのですが、それは、私が海外にいる時に、日本にいる人が私の携帯電話に電話するときは、私が国内にいるのと同じように、普通に携帯電話の番号にかければ自動的に海外にいる私の携帯につながることと、その際の通話料金は、海外通話分は、私の負担になるということです。つまり、私が外国にいることを知らない人が、私に連絡しようと思って、何気なく携帯に電話した場合、その海外通話料金は私が負担しなければならないのです。
そのため、私は、AUの携帯に変えてから、海外出張が終わるまではできるだけ番号を教えないようにしたのでした。その甲斐あって、よけいな人からの電話はほとんどかかってくることはなく、無駄な海外通話代を支払う必要はなかったのでした。でも、できるだけ無駄な電話はしないようにしたものの、電話代は、オーストラリア、香港とも数万円となっていました。
しかし、グローバルパスポートに対応する国が一時は順調に増えていったので、シンガポールでももうすぐ使えるようになるのかなあと思って期待しているのですが、最近は、対応国がなかなか増えてくれません。確か、グローバルパスポートが始まった頃のテレビコマーシャルでは、シンガポーリアンらしき人が出て、今にもシンガポールで使えるようになるかのような感じで宣伝していたので、少し残念です。と言っても、当分シンガポールには行けそうもないので、自分には関係ないか...

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