タバコの小売ライセンス料が値上げ
タバコの販売を抑制するため、シンガポールの保健科学庁(HSA:Health Sciences Authority)は、この9月から、小売ライセンス料を値上げすることになりました。タバコの販売ライセンスに関する権限が保健を所管する部門にあるというのは、いかにもシンガポールらしいですね。
現在、タバコ小売のライセンスは3種類あり、ライセンス料は40~270シンガポールドルとなっているのですが、これが30%値上げになるということです。また、シンガポールでは飲酒、喫煙は18歳以上とされているのですが、18歳未満の若者にタバコを販売した場合の罰金も値上げされるということ。
シンガポールでは、タバコを販売する小売店は約5,000店あると言われていますが、その半数はコーヒーショップで、今回の値上げによりこれらの店は大きな影響を受けることになりそうです。というのは、こういった店ではタバコ自体の売上げはそれほど大きくはなく、もしライセンス料が300シンガポールドルにもなれば、売上げに比べてライセンス料の負担だけが過大になってしまうということです。
シンガポールの喫煙率は他国と比べてかなり低いのですが、それでも喫煙に対する規制をどんどん厳しくしているようで、政府としては、いずれ全面禁煙にまで進めるつもりなのでしょうかね。
