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2010年3月17日

タバコの小売ライセンス料が値上げ

タバコの販売を抑制するため、シンガポールの保健科学庁(HSA:Health Sciences Authority)は、この9月から、小売ライセンス料を値上げすることになりました。タバコの販売ライセンスに関する権限が保健を所管する部門にあるというのは、いかにもシンガポールらしいですね。

現在、タバコ小売のライセンスは3種類あり、ライセンス料は40~270シンガポールドルとなっているのですが、これが30%値上げになるということです。また、シンガポールでは飲酒、喫煙は18歳以上とされているのですが、18歳未満の若者にタバコを販売した場合の罰金も値上げされるということ。

シンガポールでは、タバコを販売する小売店は約5,000店あると言われていますが、その半数はコーヒーショップで、今回の値上げによりこれらの店は大きな影響を受けることになりそうです。というのは、こういった店ではタバコ自体の売上げはそれほど大きくはなく、もしライセンス料が300シンガポールドルにもなれば、売上げに比べてライセンス料の負担だけが過大になってしまうということです。

シンガポールの喫煙率は他国と比べてかなり低いのですが、それでも喫煙に対する規制をどんどん厳しくしているようで、政府としては、いずれ全面禁煙にまで進めるつもりなのでしょうかね。

2010年2月12日

タバコ密輸入へのSDPCの効果

シンガポール税関によると、昨年押収された密輸入タバコの数は、2008年に比べて40%も減っているということで、これは、過去5年間で最大の減少になるそうです。昨年押収されたタバコは290万パックでしたが、その前年の2008年は460万パックもあったということ。

同様に、違法に持ち込まれたタバコを売ったり購入して検挙された人の数も、昨年は2008年に比べて2.5%減少しています。シンガポール税関によると、このように密輸入タバコが減っているのは、昨年1月に新しく導入されたSDPC(Singapore Duty-Paid Cigarettes)制度によるものだということです。

このSDPCというのは、どういう仕組みかというと、実は非常に単純明快で、シンガポール国内で適法に販売されているタバコには、1本1本「SDPC」という文字が印刷されているというものです。この文字が印刷されていないタバコは密輸入されたものだということになるので、税関側の摘発も簡単ですし、購入する人も、タバコが密輸入されたものかどうか、すぐわかりますね。

さらに、この制度のおかげで、税関でタバコの持込みをちゃんと申告する人が増えて、関税収入も8億6,100万シンガポールドルに上ったということで、これも2008年に比べて13%も増えたそうです。

いいことづくめのようですが、タバコを違法に持ち込もうとする組織のやり方はさらに巧妙になりつつあるということで、大きなトラックで大量に持ち込む代わりに、少量を厳重に隠すなど、これまでもわかりにくいように持ち込もうとしているそうです。いたちごっこみたいな感じで、仕方がないのでしょうが、まあ、タバコはやめるのに越したことはないですね。

SDPCの詳細(当ブログバックナンバー)
http://www.singapore-visit.com/2009/02/sdpc.php

2010年1月21日

シンガポールの喫煙人口は36万人

シンガポールは世界の中でも喫煙率がもっとも低い国の一つなのですが、それでもまだ36万人の国民がタバコを吸っています。シンガポールでは1970年代から国家喫煙コントロールプログラムというのを実施しており、喫煙率は25%から14%にまで下がっています。

年齢別では18歳から29歳までのグループがもっとも多いということです。また男女別では、男性は女性のほぼ6倍の喫煙率だということ。さらに、シンガポールは、中国系、マレー系、インド系国民がいる多民族国家ですが、民族別に見ると、マレー系国民の喫煙者は、中国系とインド系の2倍にも達するということで、タバコを吸うマレー系国民が多いようです。

これは女性についても当てはまり、全体での女性の喫煙率は10%以下なのですが、マレー系に限ると14%にアップします。また、女性に関して言うと、喫煙者のほぼ半数が29歳以下で、この年齢層の喫煙率は、1998年の5%から2007年には9%へと逆に上昇しているということです。

シンガポールでも日本と同様、タバコの価格はかなり高いのですが、それでもなかなかやめられないという人は多いようですね。また、マレー系の人の喫煙率が高いのは、これまでの文化的な背景が関係しているのでしょうが、お酒が飲めないからタバコを吸う、といった理由もあるのでしょうか。

2009年12月23日

マレー系市民向けの禁煙チャレンジプログラム

2009年12月18日は、イスラム暦の1月1日でした。シンガポールの健康増進庁(Health Promotion Board=HPB)では、イスラム教を信仰しているマレー系シンガポーリアンに対して、新年の始まりをきっかけに禁煙の4週間プログラムを始めるよう呼びかけています。

この「正月チャレンジ(Muharram Challenge)」と呼ばれているプログラムは今回で6年目となりますが、家族や友人たちの協力により禁煙を実現させようというもので、家族とともにワークショップに参加してどうやって禁煙を実現するか学ぶということ。

12月26日まで参加申込みができ、結果は1月17日に発表されるということです。

2007年の国の調査によると、シンガポールで18歳から69歳まででタバコを吸う人の割合は、前年と比べて少し増えているということです。特に、マレー系の人にはタバコを吸う人が多く、マレー系人口のうちタバコを吸う人の割合は23.2%になるそうです。このため、マレー系の人をターゲットにしたプログラムを行っているということのようですね。

でも、日本人の喫煙率は21.8%(平成20年)だそうなので、まあそんなに変わらないですね。

2009年2月17日

タバコ密輸入防止の切り札SDPC


シンガポールで今年1月1日から、タバコの密輸入を防止するための新しい制度「SDPC(Singapore Duty-Paid Cigarettes)」が導入されましたが、制度施行後の1か月間で、この制度に違反したとして、570人以上が検挙されました。

このSDPCという制度、どういうものかというと、非常に単純明快なもので、シンガポール国内で適法に販売されているタバコには、1本1本「SDPC」という文字が印刷され、これが税金を支払っている証明になるというものです。

この文字が入っていないタバコを売買するのはもちろんのこと、所持しているだけでも関税法及び消費税(GST)法違反となるもので、違反者には500シンガポールドルの罰金が科されることになります。さらに再犯だと、罰金は1,000シンガポールドルにアップするとか。

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2007年6月11日

7月1日からナイトスポットでも原則禁煙

シンガポールのナイトスポットの3割以上が、7月1日から完全に禁煙することに決めたということです。これは、7月1日から新しい喫煙制限制度がスタートすることによるものです。

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2005年10月24日

シンガポール国内の全面禁煙問題

最近、シンガポール国内を全面禁煙にしようという声が大きくなっているようですが、シンガポールのサダシバン保健担当上級国務大臣は、全面禁煙は様々な問題をもたらす可能性があるとして、慎重に検討しなければならないとの見解を示しました。

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