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2010年6月24日

シンガポーリアンの結婚

シンガポールの人口に関する最新の調査結果によると、独身のシンガポーリアンが増加と、アジア地域の外国人と結婚するシンガポーリアンの増加という傾向が明らかになりました。

30歳から34歳までの年代の独身者の割合は、男性が41.9%、女性が29.8%ということですが、これは10年前の、男性33.2%、女性21.7%という割合に比べて大きく増えています。なお、女性の場合、高学歴の人に独身が多く、男性の場合は逆に、学歴の低い人に独身が多いということ。初婚年齢についても、10年前と比べると1.5年も遅くなっており、男性は28.4歳から29.9歳へ、女性は25.9歳から27.4歳になったそうです。

結婚の相手については、シンガポール国民以外の人と結婚する人が増えており、昨年のシンガポール人と外国人の結婚は、全結婚件数の何と40.8%にも上ったということです。10年前は30.7%ということなので、1割も増えています。特に、外国人女性と結婚したシンガポール人男性は、結婚したシンガポール人男性の78%にも上ったということ。日本だとちょっと考えられない数字ですね。結婚相手の女性は、アジア地域の人が多いということですが、逆にシンガポール人女性と外国人男性が結婚する場合は、アジアに限らず様々な地域から花婿がやってきているということ。

結婚が遅くなっているということから、子供を産む年齢も遅くなっているそうで、第一子を産む年齢が10年前の28.6歳から29.6歳へと遅くなっているそうです。さらに、出生率も小さくなっているということなので、日本同様、将来のことを考えると、なかなか厳しい状況のようですね。

2010年6月22日

離婚は奥さんから

シンガポール統計局が行った結婚に関する調査によると、最近は奥さんの方から離婚を切り出すケースが以前より増えているそうです。昨年離婚した夫婦で、奥さんから離婚を切り出した割合が、ムスリム(イスラム教徒)で66%、非ムスリムで64%となっており、これは1999年に行った調査の、60%、62%より、いずれも増えています。

離婚の原因としては、非ムスリムの場合、「3年以上の別居」と「Unreasonable behaviour(「理不尽なふるまい」という感じでしょうか?)」が全体の97%を占めている一方で、ムスリムの場合は、「浮気」が21%ともっとも多く、次が「Personality difference(「性格の不一致」でしょうか?)」の16%だそうです。特に、女性より男性の方が、この「Personality difference」を理由に挙げる人が多いということ。

離婚までの結婚年数の平均は10.1年となっていますが、ムスリムが8.3年なのに、非ムスリムは10.5年ということ。非ムスリムの離婚までの結婚年数で一番多いのは5?9年の層なのですが、ムスリムは5年未満という層が一番多いそうです。以上のことから考えると、ムスリムの女性は、旦那が浮気したら、さっさと離婚するというのが典型的なケースということになるのでしょうか。

結婚件数については、これまでの6年間ずっと増えているそうで、昨年は6%増えて、26,081件でした。ただし、結婚率自体はダウンしているそうです。また、結婚年齢も高くなっているようですので、状況は日本とあまり変わらないようです。

それにしても、結婚に関する調査について、ムスリムと非ムスリムとで区分しているというのは、結婚に関する考え方が両者でかなり異なっているからということなのでしょうか。

2010年6月20日

海外旅行好きのシンガポーリアン

マスターカードが行った海外旅行に関する調査によると、近いうちに海外旅行に行く予定がある人の割合は、アジア太平洋と中東、アフリカの24か国の中で4番目に多いということです。この調査では、400人のシンガポーリアンが回答したそうですが、そのほぼ半数が、6か月以内に海外旅行に行く予定があると答えたそうです。

6か月前に行った調査では42%、1年前に行った調査では30%だったということなので、リーマンショック後の不況から回復し、海外旅行の需要も順調に戻ってきているということなのでしょう。

調査による順位は、海外旅行に行くと答えた人の割合がもっとも多かったのがクェートで71%、次が香港の56%、UAEの52%、次がシンガポールの48%、ニュージーランドの40%でした。

海外旅行の行き先については、全般に近場に行くという人が多かったようで、シンガポールでも、マレーシア、タイ、香港、台湾といずれもアジアの国が上位を占めたということ。

国土が狭く、街の中心から隣のマレーシアまで自動車で30分もあれば行けるというシンガポールですから、日本の場合で考えると、県外への1泊旅行程度のものというイメージなのかもしれませんが、それにしても、景気回復の実感がない我が家では、1泊の家族旅行でもなかなか難しい状況なので、うらやましい限りですね。

2010年6月18日

国外居住者にとっての生活費ランキング9位

国際人材調査会社のECAインターナショナル(ECA International)が発表した「国外居住者にとっての世界の生活費ランキング」で、シンガポールはアジアの中で第9位にランクされました。

その理由としては、シンガポールドルがアジア地域の他の通貨に比べて、比較的強いということがあるそうです。さらに、他の先進国よりも物価の上昇率が高いということもあるようで、シンガポールの生活費アップは、長期的な傾向だということ。

世界ランクで見ると、シンガポールは昨年より6ランク上がって、67位になったそうで、中国の広州や深センよりも上にいるということです。また、ECAインターナショナルによると、香港の方が上位にいるのですが、その差はだんだん縮まっているそうです。

ちなみに、世界ランク第1位はというと、東京が久々に1位に返り咲いたということですが、その大きな原因は、ここ数年、非常に円高が進んだためだということです。確かに、物価自体は、リーマンショック後下落していると思いますので、やはり為替レートによるところが大きいということですね。また、第2位は、ノルウェーのオスロだということ。

外国人がシンガポールに滞在するのは、仕事にしても観光にしても、ますますお金がかかるようになりそうですが、日本人に限っては、円高もかなりのものなので、それなりに安く滞在できるということになるのでしょうか。

2010年6月16日

チャンギ空港での新サービス

シンガポールの空の玄関チャンギ空港では、飛行機に液体やスプレーなどの持ち込み制限品や禁止品を持ち込もうとした人が、持ち込みを拒否されて、結局廃棄しなければならなくなるということを防ぐために、持ち込みできない品物を空港から自宅やホテルにスピードポスト(EMS)で送ることができるというサービスを始めました。これは、アジアで初めてのサービスだということです。

空港の航空安全担当責任者によると、旅行者の中には持ち込み制限にあまり詳しくない人も多く、制限品を預け手荷物の中に入れずに飛行機にそのまま持ち込もうとして、結局廃棄しなければならないことも結構多いということです。特に、高価な品物や大事な贈り物などの特別な品物の場合には、乗客にとって非常に不愉快な体験となってしまうため、この新しいサービスは役に立つはずだとしています。

もちろん、こういった品物だけでなく、送料自体はそれほど高くはないため、品物の値段と送料を比べて、送料の方が安くつくようであれば、とりあえず送り返した方がお得になるわけですので、そういった考えでこのサービスを利用する人も多いとか。

こサービスは、チャンギ空港ターミナル1のトランジットエリアで、2か月間、試験運用されることになっており、チャンギ空港側とシンガポール郵便局では、その結果を元にして、空港全体にサービスを拡大するかどうか検討することにしています。

2010年6月14日

ワールドカップサッカーとサッカー賭博

6月11日から、いよいよワールドカップサッカーが始まりました。今回の日本チームは、なかなか予選突破は難しいだろうなあというのが大体の予想だと思いますが、シンガポールでもサッカーの人気は高く、ワールドカップは大きな話題を呼んでいるようです。もちろん、シンガポールはワールドカップには出場していませんが。

ワールドカップが始まるのに合わせて、シンガポールのギャンブル依存症対策審議会(National Council on Problem Gambling=NCPG)では、サッカー賭博に対して、各個人が自制心を持つように促しています。NCPGでは、このワールドカップの期間は、サッカー賭博がかなり増えるのではないかと懸念を表明しているということ。

シンガポーリアンがサッカー賭博にどのくらい賭けているかという調査はないそうですが、2005年には、スポーツ賭博に賭けているシンガポーリアンが15%だったそうですが、2008年には19%に増えているということなので、サッカー賭博に賭ける人もおそらく増えているのではないかということ。

もちろん、多くの人はワールドカップサッカーを楽しむための一つの手段としてサッカー賭博をしているということだと思いますので、サッカー賭博を規制することは、NCPGでも否定的のようで、あくまでも、自制心を持ってサッカー賭博をするようにということのようです。

特に、若い人たちにサッカーが人気なので、サッカー賭博をするのも若い人(もちろん成人ですが)が多いのですが、やはり若い人たちの中には、いったん賭博にはまると借金をしてまで続けてしまうという危険も大きいので、NCPGでは特に若い人たち向けに、サッカー賭博をするときには、ちょっと考えてみよう、というメッセージを流すコマーシャルを、印刷物や放送、インターネットなどで流しているということです。

何はともあれ、今日の日本の試合、勝ってほしいですね。