出生率低下と高齢化の進行
6月17日、国家人口事務局(National Population Secretariat)が、シンガポールの人口に関する報告を発表しましたが、それによると、日本と同様、出生率低下と高齢化が依然として急速に進行しているということです。しかし一方で、2008年の総人口は484万人と、前年に比べて5.5%も増えていますが、実はこの理由は、外国人居住者の増加によるもので、総人口に占める外国人の割合は25%にも上っています。
昨年、新たに永住権と国籍を取得した人は10万人近くになるそうで、これは2007年に比べて20%も増えているということです。これに伴い、シンガポール政府としては、外国人が社会にとけ込むための支援などに取り組もうとしているということですが、国の将来にとって、これが果たして良いことなのかどうかというところでしょうね。
また、報告によれば、独身者増加と晩婚化の傾向も明らかになっており、過去10年間の間に、初婚年齢の中央値は、男性で28歳から29歳に上がり、女性も25歳から27歳に上がっているほか、30歳から34歳の間の年齢の独身者の割合も7%アップしています。
さらに、国の将来にとって非常に重要な出生率の低下も相変わらず大きな問題となっており、2008年の総出生率は1.2となっておりで、人口維持水準である2.1を30年以上も下回っています。
なお、昨年6月の時点で、海外に住むシンガポール人は18万人に上っていたということ。
シンガポールも、少子高齢化の進展については、日本と全く同じ問題を抱えているということであり、シンガポールがこれに対してどのように対応していくのか気になるところですね。

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