メディカルツーリストを呼び込め!
シンガポールでは、海外からシンガポールで病気の治療を受ける患者、いわゆる「メディカルツーリスト(medical tourist)」を呼び込もうと様々な取組を行っています。2007年には571,000人のメディカルツーリストがやってきて、シンガポールに17億シンガポールドルものお金を落としていったそうですが、世界的不況の影響で2008年にやって来たメディカルツーリスト数は減少に転じているということです。
しかし、このような中で、新しいデラックスな医療コンシェルジェ・サービスが開始されるということです。この新しいサービスは「レッドカーペット・メディカル」と呼ばれ、専用のバトラー・ガイドによる病院への案内、診療の優先予約、豪華な食事の提供などのサービスや、緊急時には緊急輸送機による搬送が受けられたりするそうです。
そのほかにも、美容整形手術のために訪れた患者が、病室に業者を呼んで最新のファッションのショッピングが楽しめるといったサービスもあるとか。年会費は650米ドルだそうですが、様々なサービスを受ける場合には別途料金がかかるということです。
しかし、世界的不況の影響で海外からの患者の数がかなり落ち込んでいるこの時期に始まるサービス、うまくいくのでしょうか。
これに対して、サービスの運営会社は、このサービスは、クレジットカード、銀行、大会社などインドネシアのクライアントと提携して作った顧客への特典サービスを基にして行われるものなので大丈夫だとしており、このサービス開始後は、シンガポールへのメディカルツーリストは増えていくだろうとしています。
このサービスの登録をした外科医師はすでに45人に上り、さらに15人が登録を検討中ということで、期待をしている医師も多いようです。運営会社では、今年末までに1万2千人から2万人の加入があるだろうと見込んでいるそうですが、本当にうまくいくでしょうか。
まあ、世界中には経済危機の影響を受けない、あるいは受けても大したことがないという大金持ちの方々がたくさんいるでしょうから、大繁盛するのかもしれませんね。どちらにしても我々には関係のなさそうな話しでした。

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