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2009年6月15日

シンガポール経済に関するエコノミストの見通し

シンガポール通貨監督庁(Monetary Authority of Singapore=MAS)が、19人のエコノミストに対して行ったアンケート調査の結果が6月10日に発表されましたが、これによると、今年のシンガポール経済は6.5%の縮小だということで、シンガポール経済の停滞もまだ当分続きそうです。この数値は、3月に行われた同じ調査の時の4.9%縮小よりも悪化しているのですが、それでも、政府の見通し6~9%よりはよくなっているということ。

また、今年の失業率の予測は4.2%ということで、前回調査の4.4%に比べると若干上向いているほか、2009年の消費者物価指数は0.5%下落するとのことです。さらに、シンガポールドルの対米ドル為替レートについては、前回調査では今年末の時点で1米ドル1.56シンガポールドルと予測されていたのが、今回は1.466シンガポールドルと、若干シンガポールドル高になると予測されています。その他、建設部門を除き、すべての産業部門で今年はマイナス成長になるなど、悲観的な見通しが多いようです。

しかし、来年にはシンガポール経済はリバウンドするとの予測もされており、2010年のGDP成長率は、前回3月の調査では3.3%成長と予測されていたのが、今回の調査では4.2%成長ということですので、今年1年は厳しい状況が続くものの、来年になれば経済が上向いていくという感じでしょうか。

日本経済についても、ここ数日、中国経済が意外と早く回復しそうであることなどの理由で、今後回復に転じていくのではないかとの楽観的な見方が出てきていますが、シンガポールの経済も、今回の調査結果以上に、早く回復基調に乗ってくることになるのかもしれませんね。

<シンガポールの通貨>
今は円に比べて安いですが、経済回復でまた高くなるのでしょう SGcurrency.jpg

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