高層ビルからの窓の落下にご注意
シンガポールでは、不動産所有者とテナントは、少なくとも1年に2回は高層ビルの窓のチェックと維持管理をするよう奨励されています。これはシンガポールの建築建設庁(Building and Construction Authority=BCA)と住宅開発局(Housing and Development Board=HDB)が声明を出したもので、シンガポールのように建物が密集しているところでは、窓など建物の外部設備の安全性の確保が重要な課題であり、場合によっては重大な事故を引き起こすとしています。
この声明は、6月4日の朝に、高層ビルの18階から大きなガラス窓が落下して壊れるという事故が起きたことに伴って出されたものだということ。この事故は、AIAビルの18階で男性がガラスパネルの工事をしていた際に起こったものだそうで、その男性は頭を切る怪我をしたそうですが、幸いなことに、ビルの下には自動車や通行人がおらず怪我人は出なかったということです。
BCAによると、2004年に開閉式の窓の改修に関する規則が制定されてから、高層の建物の窓が落下するという事故は大幅に減少しており、2005年には125件の窓落下事故があったのが、2006年以降は、年平均52件の事故件数に減少したということです。
シンガポールは地震がないせいか、オフィスビルも住宅も高層のものがたくさん建設されていますが、建設中の建物の構造を見ていると、壁がレンガ積みだったり、柱が細かったりと、素人からみるとちょっと心配になるような建物のあるのですが、窓枠についても結構つくりが雑だったりするので、日本ではあまり考えられない、窓の落下事故というのも以前は多かったようです。
まあ、日本の場合は、ある程度高層のビルになると固定式で開かない窓も多いと思うので、一概に比較はできないかもしれませんがね。

コメントする