GSTオフセット・パッケージの支給
シンガポールで買物や食事の支払いの際に課税されるGST(Goods & Service Tax)は、日本の消費税のようなものですが、このGSTの税率は1994年の導入時は3%だったのが、2003年に4%、2004年に5%となり、2007年7月1日からは7%になっています。
このGSTの7%への値上げの際に、国民の負担を軽減するため(というか国民の批判を和らげるためでしょうね)、政府は、年収や保有不動産に応じて、4年間で最大1,000シンガポールドルをすべての成人に支給するという「GSTクレジット(GST Credit)」と、55歳以上の国民に対して同じく年収や保有不動産に応じて、4年間で最大1,000シンガポールドルの現金支給等を行うという「高齢者ボーナス(Senior Citizens' Bonus)」という二つの制度からなる「GSTオフセット・パッケージ(GST Offset Package)」を実施することにしたのですが、今回の世界同時不況による生活への影響を緩和するため、今年度予算において、このGSTオフセット・パッケージの支給額を今年度は2倍にすることとしていました。
これらの支給を受けるためには、登録する必要があるのですが、シンガポールの成人の97%が登録済みだということなので、ほぼ全員が受けられることになります。支給は第1回目が3月1日に行われたのですが、第2回目の支給がこの7月1日に行われるということです。
単純に支給される金額を考えると、GSTクレジットの1年当たりの最高額が250シンガポールドルで、高齢者ボーナスの方も同じく最高額が250シンガポールドルなので、両方を受けるとして、これまで500シンガポールドル(約33,000円)だったのが、今年度は1,000シンガポールドル(約65,000円)の支給が受けられることになります。
日本の定額給付金を思い出しますが、金額的にも、日本の場合は子供にも支給されることを考えると、1家庭当たりの総額はそんなに変わらないかもしれませんね。
日本では、当初はバラマキではないかと批判もありましたが、いざ支給が始まるとそういった批判もあまり無くなった感じがします。もちろん4人家族の我が家でも、64,000円をいただき、ありがたく使わせていただきました。

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