シンガポーリアン向けの病院がジョホールに続々建設
シンガポーリアンをターゲットにした病院や療養所が、陸路で渡れる隣国マレーシアのジョホールに続々と建設されています。
まず、マレーシアへの陸路の一つであるコーズウェイの近くにあるウッドランズの検問所から車で30分のバンダル・セリ・アラム(Bandar Seri Alam)に、新しく218床を有する私立病院のリージェンシー・スペシャリスト病院(Regency Specialist Hospital)がオープンしました。この病院の近くにはホテルも2軒あり、すでに30人のシンガポーリアンの患者が訪れたということです。
もっとも多いのは健康診断だそうですが、診療にかかる費用もシンガポールにある病院よりかなり安いということで、開胸手術の手術代が、この病院だと平均33,000リンギ(約90万円)くらいになるそうなのですが、同じ手術がシンガポールだと33,000シンガポールドル(約220万円)にもなるそうです。入院代も4人部屋で1日42シンガポールドル(約2,700円)、特別室でも148ドル(約9,800円)ということ。さらに、VIPスイートルームが6室あり、この部屋には患者の家族や友人が宿泊できる折りたたみベッドも用意されています。
ただし、入院はよいとして通院の場合、夜間、急に具合が悪くなったときなど、時間をかけてマレーシアの病院にいかなければならないというのは不安な気もしますが、病院側によると、医師4人がシンガポール国内で診療を行っているので問題ないということです。
シンガポール政府でも、海外の病院でも、認定された病院については、メディセイブ(Medisave。医療のための強制貯蓄制度で、給与から自動的に積み立てられて加入者等の医療費として引き出すことができるもの。)を利用することができるように研究しているようなので、いずれはれらの病院でも使えるようになるかもしれませんね。
