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2009年3月22日

減らない迷い犬、捨て犬

シンガポールでは、2007年9月から、犬を飼うのがライセンス制になるとともに、マイクロチップを埋め込まなければならなくなりましたが、それにもかかわらず、動物虐待防止協会(Society for the Prevention of Cruilty to Animals=SPCA)に持ち込まれる野良犬、迷い犬の数はいっこうに減っていないということです。ただし一方で、野良猫のほうは減っているということ。

昨年一年間にSPCAに持ち込まれた迷い犬は1,162匹で、前年に比べて増加しています。SPCAによると、迷い犬の大部分は純血種か純血種の雑種、いわゆるミックス犬だそうで、そのほとんどにはマイクロチップが埋め込まれていないということです。そして、3分の1が持ち主の元に戻っています。

実際にSPCAに持ち込まれるのは、ジャックラッセルテリア、マルチーズ、ゴールデンレトリバー、そしてハスキーなどが多いそうです。日本のペットショップではかなり高い値段で売られている種類ばかりですね。

SPCAでは、毎月700匹ほどの動物が持ち込まれるそうで、そのうち新しい飼い主が見つかるのは2割くらいだということ。

このように非常にたくさんの動物が迷ったり捨てられたりしているのですが、猫に関して言えば、持ち込まれた猫は、昨年は一昨年と比べて13%も減ったそうです。どうして猫だけが減ったのかというと、実は1991年から、野良猫の不妊手術に対して無料のクーポン券が配布されるようになり、その成果が現れてきたのだそうです。昨年は、2千枚のクーポン券が配られたということで、野良猫の世話をしていたりする近所の人が、それを獣医に持っていくと不妊手術をしてくれるのだということです。

一軒家が少なく公団住宅、マンション住まいがほとんどのシンガポールでは、特に大型犬などは育てるのが大変なのではないでしょうか。そのため、時には捨てられたりする場合もあるのでしょうが、でも、日本ではゴールデンレトリバーやハスキーの捨て犬なんていうのは、あまりお目にかかれないですよね。

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