シンガポールの昨年の犯罪発生件数
昨年のシンガポールにおける犯罪発生件数は32,412件で、前年より1.2%の減少となっています。犯罪が減ったのは歓迎すべきことでしょうが、一方で、傷害罪など個人に対する犯罪が約6%も増えて、4,354件となりました。
シンガポール警察によると、個人に対する犯罪の増加は、法定年齢未満の女性に対する乱暴や性的関係に関する犯罪が95件増えて158件になったことや、殺人が前年の18件から26件と増加したことなどが原因であるとしています。
また、特に注意すべきものとして、電話詐欺、老人に対する犯罪の増加、そして未成年の女性に対する乱暴の増加を挙げています。特に、16歳以下の少女に対する乱暴などに関する犯罪が前年比40%も増えて310件となっているそうです。
老人に対する犯罪についても、詐欺事件が17%増えて134件となっています。また、老人をターゲットにした窃盗や強盗事件についても3%増えています。窃盗事件でもっとも多いのは集合住宅の共用スペースで強盗に遭うケースだそうです。
電話詐欺については、最近の不景気の影響で、今後ますます増えるのではないかと警察では警告しています。日本の振り込め詐欺と同じようなものなのでしょうね。
一方で、前年度に比べて減っている犯罪は、暴力や暴動、あるいは押し込み強盗などがあるということ。
シンガポールでは犯罪そのものは減少している一方で、弱者をターゲットにした犯罪が増加しているということのようです。これについては日本もまったく同じ状況ですね。
でも、他の国に比べれば、シンガポールは犯罪が少ない国だと思いますので、シンガポールに観光旅行に行かれる方は、どうぞ安心してください。日本にいるのと同じくらいの警戒をしていれば、犯罪に巻き込まれるようなことはないと思います。

コメントする