今年の大卒生の就職戦線は
昨年末から工事中だった当ブログもようやく復旧しましたので、これからまた少しずつ書いていこうと思います。皆さま、よろしくお願いします。
今年、シンガポールで大学を卒業して社会人になる学生は数千人規模になりますが、昨今の経済危機の中で、日本と同様、シンガポールの雇用情勢も非常に厳しくなっています。しかし、経理、エンジニアリング、そして販売部門では新規採用も予定されているなど、業種によってはまだまだ可能性もあるようです。
シンガポール国立大学(NUS)が、製造業、金融業、運送業や行政部門など120社を対象に行った調査によると、企業の90%は新卒の大学生を採用する予定とのことです。
もちろん、昨年のような売り手市場の場合とは違って、就職しようとする学生は、積極的に知識を身につけたり、インターンシップで会社での業務について事前に勉強するなど、いっそうの努力が求められていると、シンガポールの就職関連エージェントでは言っています。
また、昨年とくらべて初任給も5?15%程度は低くなることも覚悟しなければならないということです。
その一方で、大学側でも卒業生の就職確保に向けて取り組んでいるということで、例えばナンヤン工科大学(Nanyang Technological University=NTU)では、今まで採用の要請をしてこなかったような新しい産業部門に対して新卒学生の採用を働きかけたりしているそうです。
学生の中にも、シンガポールの経済が上向くまであえて就職せず、アルバイトをしたり、契約社員として働いたり、場合によってはマスターを取るため留学するといったことを考えている人が結構多いようで、この就職氷河期をなんとか乗り切ろうとしているようです。
最近の日本の状況と比べれば、シンガポールの方がまだまだましのようにも感じるのですが、実際のところはどうなのでしょうか。以前から、条件の良いところにどんどん転職していくという「ジョブホッピング」が当たり前のシンガポールですから、就職先が無いことに対する深刻さが日本ほどは無いということもあるのかもしれませんね。

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