カジノ入場禁止命令の対象になる人たち
来年半ばに、マリナ湾地区にシンガポール初のカジノ併設総合リゾートがオープンすることになっていますが、約29,000人のシンガポーリアンが、このカジノへの出入りを禁止されることになるようです。
なぜかというと、シンガポールのギャンブル依存問題国家協議会(National Council on Problem Gambling=NCPG)が、来年1月から「カジノ入場禁止命令」のための申請を受け付けるためで、この申請は対象者の家族もできることになるのではないかということ。
お金持ちが集まる国を目指すシンガポールは、その手始めとして?、先日F1グランプリを開催したところですが、次は、いよいよカジノだということで、現在、2か所でカジノ併設総合リゾートの建設が進んでいますが、一方で、ギャンブル依存などの問題もあるため、申請に基づきカジノに入場できなくなる制度を作ることで、これに対応しようとしているのでしょうね。
この申請が提出されると、査定委員会にかけられる前に、申請をした家族と本人は、まずカウンセリングを受けることになります。そして、その後に、査定委員会が禁止命令を出すべきかどうか決定するためにヒアリングを行います。この査定委員会のメンバーは、草の根活動のリーダーと、社会奉仕活動の専門家、NCPGのメンバーから構成されるそうです。
そして、最終的に「カジノ入場禁止命令」が適当であると判断されると、カジノ規制法(Casino Control Act)に基づき、NCPGが命令を出すことになります。
ただ、この申請を本当にするかどうかで、対象になる人とその家族の間で大もめになるのは必至でしょうけど、日本でも競馬や競輪で身を持ちくずして家庭崩壊といったこともあるとかないとか聞いたことがありますので、そういう意味では、家族のための最終兵器といった使い方になるのでしょうね。

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