アジア太平洋地域での女性の地位向上
マスターカードがアジア太平洋地域13か国を対象に実施した「Women's Advancement(女性の地位向上)」という調査結果によると、仕事を持っている女性は、男性の4分の3になるということです。
もっとも女性が働いている国はベトナムだそうで、仕事を持っている女性は、男性100人に対して94人だそうで、ほとんど男性と同数の女性が働いていることになりますね。確かに何度かベトナムに行ったことがありますが、街を見ていると、お店で働いている人は女性が多く、一方、暇そうにぶらぶらしている男性の方も多かったように思います。
また、シンガポールは、13か国中第4位だそうで、私の感覚では、シンガポールでは既婚女性もみんな仕事を持っているように思っていたので、当然1位なのかなと思っていたのですが、実際にはまだまだ働き者の女性がいる国があったようです。
そして、働いている女性がもっとも少なかったのはシンガポールのお隣のマレーシアで、100人の男性に対して仕事を持っている女性は59人に過ぎなかったということ。
ただし、高等教育を受けている女性の割合については、マレーシアがトップで男性100人に対して135人の女性が高等教育を受けているそうなので、女性のほうが男性より多いということです。つまり、マレーシアの女性は、男性よりも大学に進学する人は多いものの、卒業後は、仕事に就く人が少なく、大部分は家庭に入るということなのでしょうか。ちょっともったいない感じもしますが、文化や宗教の関係もあるのでしょうか。
このように、アジア太平洋地域では、仕事や高等教育の面では女性の進出も次第に進み、男性との差は縮まっているのですが、平均月収などに関する認識という点では、あまり向上していないということで、仕事は持つようになっているものの、給料が男性に比べて安いといった課題はまだまだあるようです。
今では日本でも結婚しても仕事を続ける女性が多いと思いますが、シンガポールのように、住み込みのお手伝いさんがいるのが普通といった状況にはないので、子育てと仕事の両立に苦労している方も多いのでしょうね。そういう意味では、シンガポールの方が女性が社会に進出しやすい環境がよほど整っていると言えるのではないでしょうか。

コメント[1]
近隣諸国のマレーシア、インドネシア、フィリピンでも、お手伝いさんが家にいる環境がありますよね。
そういう環境に無い日本は、ある意味、平等社会という良さを享受できてます(お手伝いさんが普通にいると言うことは、貧富の差が激しく貧困層がどこかにいるということ)が、こと国際競争となると、これから日本はどうなりますやら。
働く条件としての家庭でお手伝いさんもいない日本は、じり貧かも。
Posted by はろー at 2008年6月16日 19:45 | 返信
コメントする