インド・ヘリテイジ・センターの建設
これまで、中国系、マレー系、インド系の中で唯一無かった、インド系の人々の歴史、文化を紹介するインド・ヘリテイジ・センター(Indian Heritage Centre)が、セラングーン・ロード沿いに建設されることになりました。

多民族国家シンガポールは、およそ中国系が76%、マレー系が15%、インド系が7%という割合になっており、政府も各民族固有の文化にできるだけ配慮しているようですが、これまで中国系の人々の歴史、文化を紹介するチャイナタウン・ヘリテイジ・センター(Chinatown Heritage Centre)、チャイニーズ・ヘリテイジ・センター(ChinesenHeritage Center)、マレー系のマレー・ヘリテイジ・センター(Malay Heritage Centre)という施設がありましたが、インド系の人々の歴史、文化を紹介する施設はありませんでした。
今回の政府の発表に、インド系の人々は、このセンターで、若い人たちに、シンガポールのインド系の人たちがこれまで歩んできた歴史のほかに、ダンス、音楽などの芸術を含む伝統文化などを伝えることができると喜んでいるということです。
さらに、リトルインディア地域に新しい施設ができることで、観光客も増え、同地域の商売も潤うのではないかと期待している人も多いようです。
私はシンガポールに2年住み、旅行にも何度も行きましたが、こういった施設があることは全く知りませんでした。海外からの観光客向けの施設という感じではないのかもしれませんが、シンガポールに人々にとっては、大事なものなのだと思います。
それにしても、各民族の文化に配慮しているとはいうものの、やはり優先順位は、中国系、マレー系、インド系という順番なのは、構成割合がそうなので、仕方ないことなのでしょうね。
チャイナタウン・ヘリテイジ・センター(Chinatown Heritage Centre)
http://www.chinatownheritage.com.sg/
チャイニーズ・ヘリテイジ・センター(ChinesenHeritage Center)のサイト
http://www.chineseheritagecentre.org/
マレイ・ヘリテイジ・センター(Malay Heritage Centre)のサイト
http://www.malayheritage.org.sg/


コメントする