好調な経済と外国人の移住の増加
国家人口事務局(National Population Secretariat)によると、今年1月から10月までの10か月間に、シンガポールで生まれた赤ちゃんは30,168人で、昨年同期に比べて1%増えたそうですが、それでも少子化に歯止めをかけられるような人数ではないということで、代わりに外国人居住者の大幅な増加が、人口減少を補っているということです。

昨年は、13,209人の外国人がシンガポールの市民権を取得し、57,310人が永住権を取得しました。一方、今年の10か月間で見ると、市民権を取得した外国人は13,969人で、過去5年間の平均9,600人より大きく増えています。また、53,011人が永住権を取得しており、これも過去5年間の平均43,600人を大きく上回っています。
国家人口事務局では、このように外国人の市民権と永住権取得が増えている原因について、2004年に市民権申請の基準が緩和されたことと、経済が好調なシンガポールが、外国人に対してより多くの経済的なチャンスを提供していることだと分析しています。そして、この傾向は今後も続くだろうということです。
シンガポールの経済はこれまで非常に順調で、失業者数も史上最低を記録しているため、公務員も含めた労働者は、給料も上がり、たくさんのボーナスも得ているという状況が続いています。日本と同様、少子高齢化が進み、労働力が足りない状態のシンガポールにとっては、外国人の移住者は、シンガポールの好調な経済を支えるために無くてはならない存在になりつつあるようです。
蛇足ですが、好景気の中で、シンガポール国民の財布もかなり緩んでいるようで、資金集めのイベントやチャリティー事業では、記録的な寄附金が集まったりもしているということですが、そのことが逆に、慈善団体の預金から4百万ドルが行方不明になったり、不明朗な会計が明るみになるなど、様々な問題も引き起こしているということがあるようです。私に寄附していただければ、明朗会計で処理させていただくのですが...
なお、今年の投稿は今日で最後となります。次回は1月7日から投稿したいと思っていますので、よろしくお願いします。また、1月からは、並行して発行していたメルマガを止めて、このブログに一本化しますので、旧メルマガ読者の方の閲覧もお待ちしています。それでは皆様、良いお年を!
<シンガポール移民管理局の建物>
外国人がシンガポールに住むためには、この移民管理局(Immigration & Checkpoints Authority=ICA)でビザなどを取らなければなりません。私も昔、行きましたが、かなり緊張した記憶があります。

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