メッカ巡礼に参加する女性の条件
シンガポール・イスラム宗教会議(Islamic Religious Council of Singapore=MUIS)は、来年から、45歳未満で男性の親族の同行がない女性については、メッカ巡礼の申請を受け付けないことにしました。

これは、12月9日に行われたチャンギ空港でのメッカ巡礼者見送りのセレモニーで、イスラム教担当のヤコブ大臣が明らかにしましたものです。MUISが明らかにしたところによると、メッカのあるサウジアラビアの巡礼担当機関では、45歳未満の女性がメッカ巡礼に参加する場合は、必ずマハラム(近しい親族の男性)が同行しなければならないと決めているそうです。
従来は、シンガポールからの巡礼者は、この規則を免除してもらった場合もあったそうですが、ヤコブ大臣によると、シンガポール政府がサウジアラビアの当局に対して、シンガポールからの巡礼者についてはMUISが責任を持って世話をすることを保証したそうなのですが、それでもサウジアラビア当局は、受け入れなかったということ。
今年は、メッカ巡礼を申請していた56人の女性が参加を認められなかったそうですが、うち5人は男性親族の同行者を見つけて、結局参加することができたそうです。ちなみに、シンガポールからメッカ巡礼に参加する人の4割が女性だということ。
多民族国家シンガポールで、イスラム教を信仰するマレー系国民は、全体の15%程度ですが、街のあちらこちらにモスクがあったりして、シンガポールにいるとイスラム教を非常に身近に感じます。政府でも、イスラム教担当大臣を置くなど、各民族の文化、宗教などに対しては、非常に気を遣っている様子がうかがわれます。
なお、モスクを見学する場合は、ミニスカートやタンクトップなど肌を露出するような格好はダメですので、観光される方はお気をつけください。
<こちらはクレメンティの住宅地の中にあるモスク>

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