中学生に対する健康調査結果
1?4年生の中学生3,844人を対象にした健康に関するアンケート調査の結果によれば、6年前と比べてタバコを吸った経験のある生徒の割合が7%減少しました。この調査は、健康促進庁(Health Promotion Board=HPB)が昨年の4月から8月にかけて実施したものですが、2000年にタバコを吸った経験のある生徒の割合が26%だったのが、昨年の調査では19%に減少していたということです。
HPBによれば、今回の結果は、禁煙を促す教育や、学校で行ってきた禁煙促進プログラムの成果だろうということです。タバコを吸ってみた年齢については、12歳で吸ったという生徒が多かったそうです。シンガポールでは、国を挙げて禁煙を進めていますが、私が調べた限りでは、法律上は18歳以上にならないとタバコを買うことができないようですが、喫煙自体には年齢制限はないようです(違っているかもしれません。正確にご存知の方がいらっしゃっいましたら、お教えください。)。
また、友人や、両親、兄弟に喫煙する人がいる生徒の場合は、そうでない生徒に比べてタバコを吸った経験のある割合が高かったということ。具体的には、喫煙経験のある生徒の95%が、親しい友人がタバコを吸っていたそうで、また喫煙経験のある生徒の6割が親が、喫煙していたということです。
さらに、喫煙経験のある生徒の多くが喫煙に関して誤解をしていたそうで、例えば、その7割が、タバコはやめようと思えばいつでもやめられるはずだと考えていたそうで、一方、タバコを吸った経験の無い生徒が場合は、65%がそう考えていたということ。HPBでは、今回の調査結果を元に、さらに喫煙対策を進めていくということです。
今回の調査では、喫煙のほかに、性、ダイエット、身体活動、精神面での健康といった調査も行われました。ちなみに、中学校の上級生の4%が性体験をしたことがあるという結果が出たそうですが、その理由は、偶然そうなったとか、好奇心からというものが多かったようです。一方、性体験をしない生徒の理由としては、性感染症が怖いとか、望まない妊娠が怖いといった理由が多かったそうです。
今回ような調査が行われたのは初めてのことだそうで、51校が参加したということ。HPBでは、今回の調査により、シンガポールの若者の健康の状態に関する情報が入手できたとしており、今後も若者の健康状態、傾向をモニタリングするため、2、3年に一度、同じような調査を実施したいとしています。
私にも中学生になる娘がいますが、娘が話す中学校の様子や同級生の様子を聞くと、日本の場合もシンガポールと同じような状況のようで、親としてはなかなか心配な話題ですね。



コメントする