過去10年で最低の失業率
シンガポール労働省が第3四半期の労働市場の状況を発表し、それによれば失業率(速報値、季節調整済み)は過去10年間で最低の1.7%でした。
第2四半期の2.3%と比べてもかなり下がったのですが、アジア経済危機の前のレベルまで下がっているそうです。また、雇用の状況は依然として非常に好調で、第3四半期に創出された雇用は57,600件にも上っており、昨年同期の43,000件から大幅に増えています。
今年1月から9月の9か月間でみてみると、新しく創出された雇用は171,500件にも上っており、これは昨年一年間で創出された雇用17,6000件に迫るものとなっています。
第3四半期に増えた雇用を産業別に見ると、サービス業が34,500件の増、製造業は11,800件、建設業は10,800件となっており、サービス業が半分以上を占めています。
第3四半期に行われた人員削減も非常に少なくて、主に製造業で1,700人が削減されただけで、昨年同期の2,472人と比べると大きく減っています。
こういった状況に関して、ウン労働大臣は、労働市場の逼迫が現在の好調な経済の足を引っ張ることにもなりかねないとして、「仕事ができる国民を活用するとともに、生産性を上げなければならない。具体的には、働く期間をより長くするために定年は62歳以上にし、さらに、仕事をやめて家庭に入った女性も労働市場に呼び戻さなければならない。それでもなお、シンガポールの経済成長が急速すぎるために労働者は不足しており、現在のような経済成長を続けるためには外国人労働者の助けも引き続き必要である。」と話しました。
外国人労働者に頼らざるを得ないほど経済が好調だということで、現在の日本、特に私が住んでいるような地方都市の状況と比べるとうらやましい限りです。皆さんの中にも、シンガポールで一旗上げてみようかという人がいらっしゃるのではないでしょうか...って、そんなに、甘くはないですかね。
シンガポール労働省(Ministry of Manpower)
http://www.mom.gov.sg/publish/momportal/en/home.html


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