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2007年10月29日

飼い犬のライセンス違反

シンガポールでは犬を飼うのにライセンスを取る必要があるのですが、無許可で犬を飼った場合の罰金が500ドルから5千ドルへと値上がりしたために、犬を捨てたり手放す人が増えたという報告が発表され、HDB(公団住宅)で犬を飼う際の制限を緩和するべきだとの声が高まっています。

HDBでは、体重が10kg未満で背の高さが40cm未満の犬しか飼うことができないことになっています。ただ、犬の飼い主たちによると、この犬の大きさの制限は、HDBだけに適用されており、民間のコンドミニアムには適用されないということで、不公平だという不満も大きいようです。

犬をはじめとしたペットのライセンスを監督する農産物食品獣疫庁(Agri-food and Veterinary Authority=AVA)では、HDBの管理は住宅開発局が行っているため、仕方がないのだとしています。これに対して、住宅開発局では、HDBには犬が嫌いな人も住んでおり、例えば、エレベーターなど狭い空間では、運べる程度の小さな犬でなければトラブルになるということで、大きさに制限を設けているとしています。ただ、愛犬家の中には、飼い主が責任を持って、ちゃんとしつけをすれば大きい犬でも他の住人とうまくやっていけるのではないかという人も多いようです。

動物愛護協会(SPCA)によると、罰金が高くなる前の7月には62匹の犬が保護されたのが、罰金が高くなった8月3日以後5週間で107匹の犬が保護されたということなので、罰金が高くなったので犬を手放したという人が結構多いようです。また、SPCAによれば、毎月800匹もの犬や猫、ハムスターなどがSPCAに持ち込まれ、本来の収容数160匹を大きく上回る状況になっているということで、これ以上持込みが増えると大きな問題になりそうです。

シンガポールでは、ペットを捨てるのは最高1万ドルの罰金または最高1年の懲役だそうで、ライセンス無しで犬を飼っている飼い主たちはなかなか厳しい状況に置かれているようです。

集合住宅で犬を飼うというのは、シンガポールと同様に、アパートやマンションに住む人が多い日本でもいろいろと問題を起こしがちですね。私の家でも犬を飼っていますが、私自身はあまり犬が好きという方ではないので、犬が嫌いな人の気持ちもわかりますので、なかなか難しい問題ですね。

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