年末年始は海外旅行へ
11月、12月を控えて、シンガポールでは年末年始の休暇に海外旅行をしようという人が増えており、飛行機の座席も埋まってきているようです。海外旅行先については、プロモーション活動をする国が増えていることもあり、日本、韓国、台湾といった国に人気があるということ。
シンガポール旅行代理店協会(National Association of Travel Agents Singapore=NATAS)によると、各国のプロモーション活動が非常に積極的になっているということで、国によってはテレビ放送を活用してシンガポールからの観光客の呼び込みを図っているということです。さらに、韓国ドラマを見て韓国に行きたくなったり、Japan Hour Showを見て日本に行きたいというシンガポーリアンも結構多いようなので、テレビの影響はかなり大きいようです。
シンガポールで人々が1年間に海外旅行をする回数はトータルで6百万回にも及ぶということです。ある見積もりによれば、この回数は毎年7?10%も増えているということなので、海外旅行に出かけるシンガポーリアンはここ数年、爆発的に増加しているということなのでしょう。今年も、各航空会社では、すでに年末の長期休暇の海外旅行の需要が非常に強いという話をしています。
シンガポール航空では、昨年の場合もクリスマスから正月にかけての期間は路線によっては95%も客席が埋まって、ほとんど満席状態だったということですが、今年の年末年始も同じような状況になりつつあると話しています。
ただ、旅行業界によると、今年の場合は、石油の価格が値上がりしているため、近場への旅行に人気があるようで、ベトナム、カンボジアなどが新しい旅行先として注目を浴びているということです。ある旅行代理店では、特にレジャー目的の旅行者にとっては、燃料税の値上がりが一番影響があるところで、もちろん予算次第ではあるものの、これまでのようにオーストラリア、アメリカ、ヨーロッパのような遠距離への旅行よりも、より近場への旅行が好まれているということ。
また、一度訪れた国を何度も訪れる旅行者が増えているそうです。つまり、ただ、新しい国に行くことが良いこではなく、それぞれのライフスタイルを追い求めるようになっているということで、同じホテルに何度も滞在して、スポーツやゴルフ、シュノーケリング、あるいはスパなどを楽しむようになっており、特に若いシンガポーリアンには、こういった傾向があるようでうす。
また、5年前は2年に1回海外旅行に行くというくらいが普通だったのですが、現在は、年に2回くらいが普通だということなので、海外旅行そのものがかなり身近になっているのでしょう。航空会社の方でも、今年の年末年始の海外旅行シーズンに備え、30%ほどキャパシティを増やしているということです。
今までは、日本の観光客がシンガポールに遊びに行くという図式だったのが、これからはシンガポーリアンの観光客が日本に遊びに来るという感じになっていくのでしょうか。日本からも負けないように、どんどんシンガポールに行かないとだめですね。

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