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2007年8月 3日

路線バスの運行基準の厳格化

シンガポール公共交通委員会(Public Transport Council=PTC)では、より厳しいバス運行基準の適用が開始になれば、確実にピーク時のバス待ち時間が短縮されることになるだろうとしています。今年の10月から、この新しい基準の適用が始まることになっており、シンガポールの路線バス運行会社である、SBSトランジット社とSMRTバス社は、この新しい基準に達しない場合は罰金が科されます。
公共バスへのスムーズな乗車を確保するため、新しいバス運行基準が昨年の9月から適用になりましたが、その際の法律改正により、基準の遵守に対してPTCに法的実効性を持たせるることとなったもので、今年の10月から、もしバスの運行管理者が基準に達しない場合には、運行毎に1台当たり100ドル、または基準毎に1月当たり1万ドルが罰金として科されることになります。 新基準の適用が始まった昨年の9月から今年5月までの結果を見ると、両バス会社は、六つの基準のカテゴリーで高い合格率を達成したのですが、SBSトランジット社は、故障や事故により、何か月かにわたり不十分な結果を出しました。このため、SBSトランジット社では、バスのメンテナンスや年数の経ったバスの買い替えにより多くの投資を行って、必ず改善すると約束していました。そして、これまで12か月の間、200台の2階建てバスを導入したほか、今年第3四半期には、より多くの1階建てバスを導入することにしているということです。さらに、ドライバーを再教育研修に派遣しているとのこと。 しかし、まだ十分ではないようで、PTCでは、サービス基準をより厳しくしつつあるということです。PTCでは、現在、平日のピーク時には、15分間隔でバスを運行するという基準を10分に短縮しようとしているということです。しかし、そのためには、バスの台数を増やすとともに、ドライバーの新規採用と訓練も行わなければならないということで、この基準の適用は2年後とされる予定です。 バスの待ち時間が長すぎるとバス会社は罰金を払わなければならないということのようですが、これはドライバーにバスを速く走らせることを求めるというよりも、会社側にバスの運行間隔を短くするように求めているということなのでしょうね。そうでなければ、猛スピードで走る路線バスが増えて危険そうですよね。でも、シンガポールの路線バスは、私の住む地元に比べると、よほど本数が多くて便利なのですが、まだまだ十分ではないのでしょうか。

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