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2007年1月17日

シンガポールとクアラルンプール間の高速鉄道

シンガポールと隣国マレーシアの首都クアラルンプールを高速列車で結ぶという計画があるということで、シンガポール政府は、両国にとってメリットがあるのであれば、この23億USドルにも及ぶ巨大プロジェクトに関する提案について協議に応じるとしています。これは、シンガポールのレイモンド・リム運輸大臣が、1月16日のエアポート・レセプションで話したものです。

マレーシアのチャン・コンチョイ運輸大臣は、マレーシアのYTL社が計画しているこの高速鉄道プロジェクトを支援する姿勢を見せているそうですが、このプロジェクトは、クアラルンプールとシンガポールの間の350kmを90分で結ぶというもので、現在両地点間を走っている列車が7時間かかっているのに比べると、まさに弾丸列車ということになります。

YTL社というのは、クアラルンプールに本拠を置く大企業で、建設業のほかにクアラルンプールと国際空港間の高速鉄道の所有・運営、マレーシアの代表的リゾートである、タンジョン・ジャラ・リゾートやパンコール・ラウト・リゾートなども手掛けるなど、巨大な企業ということなので、あながち夢物語ということでもないようです。

しかし、シンガポール政府では、YTL社やマレーシア政府からはまだ正式にこのプロジェクトについて話はないとしています。レイモンド・リム運輸大臣は、「私たちは、両国にメリットがあることであれば、あらゆる提案に関して協議に応じるつもりである。私は、プロジェクトの提案を楽しみにしており、早くその計画に関する研究を始め、今後の進め方について検討したい。」と前向きに受け止めているようです。

また、リム大臣は、両国間の航空路線の自由化問題についても、現在、両国の運輸省で協議を行うために連絡を取り合っていることを明らかにしました。順調にいけば、協議は今年の第一四半期に行われることになっているということです。

シンガポールとクアラルンプール間の航空路線の自由化が問題になっているということですが、もし、この高速鉄道プロジェクトが実現すれば、街から空港に行く時間や、手続きの時間などを考えると、飛行機より列車の方がずっと速くなるので、飛行機を使う人は、まずいなくなってしまうのではないでしょうか。余計なお世話ですが...

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