シンガポールでF1グランプリ開催なるか
シンガポールでF1グランプリが開催できるかどうか、ようやく結論が出そうな状況になりました。F1の最高責任者であるバーニー・エクレストン氏は、来年にもシンガポールでF1グランプリを開催することについて、現在、少なくとも2組のシンガポール人グループと交渉しているようです。そして交渉の方は、最終期限が迫っているために間もなく結論が出されるだろうとのこと。
交渉で先行しているのは、ビジネス界の皇帝と呼ばれている、ある著名なシンガポーリアンで、シンガポールでも最も金持ちの一人と言われている人がリーダーとなっているグループです。彼は、昨年エクレストン氏と連絡をとって、F1の開催を支援するつもりだと話したということです。
この世界的なイベントをホストするには、3,500万USドル(約42億円!)の経費がかかると言われていますが、その見返りも莫大なものだそうで、普通は儲けの方が大きいそうです。2005年にバーレーンがF1グランプリをホストした際には、たくさんの観光客がやって来て、ホテルの収入やレジャー収入、そして地元出身のレーサーとの契約などで1億USドル(約120億円!!)もの純利益を上げたそうです。シンガポールにとっても観光収入増に向けて是非とも欲しいイベントですね。
交渉が具体化してきたことで、イスタンブールや上海などでF1レース用サーキットの設計責任者であったドイツ人建築家が、シンガポールの公道を利用したストリート・サーキットのデザインを任されたということ。ストリート・サーキットと言えば、有名なのはモナコのモンテカルロですが、シンガポールの場合は、広い道路が多いのでF1レースには最適だという声も出ているそうです。
しかし、第1グループがまさにF1グランプリ開催の契約をしようとしていたその時、新たなグループが交渉に加わってきたということです。しかし、こちらのグループでは交渉の中味を明らかにしていないため、詳しいことは不明のようです。
エクレストン氏も、現在いくつかのグループと交渉中だが、まだ何も決まってはいないと話しています。また、シンガポールの通商産業省や観光局でもコメントするのを断ったということ。
実は、1991年にもシンガポールでF1グランプリを開催しないかというオファーがあったのですが、その時はレース場所の関係で実現しなかったそうなのでシンガポールでF1グランプリを開催するのは今回が最後のチャンスと言われており、どちらのグループも何とか実現にこぎ着けたいと努力しているようです。
もしシンガポールでF1グランプリが開催されるとなれば、お隣マレーシアのスパン・インターナショナル・サーキットで行われているF1グランプリとともに、東南アジア地域で二つのF1レースが開催されることになります。
以前にもこの話題は取り上げたことがありますが、いよいよシンガポールでのF1グランプリが現実のものとなるかどうかが決まりそうです。確かにシンガポールには広い通りが多いので、F1レースにはピッタリなのかも知れませんね。実現したら見に行きたい気もしますが、きっとホテル代がバカ高くなるのでしょうね。

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