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2006年12月13日

新型戦車の導入

シンガポール防衛省では、最新の兵器を装備することによりシンガポール軍(The Singapore Armed Forces=SAF)の戦闘能力を向上させる計画ですが、今回、ドイツの戦車レオパルド2A4を2008年以降に導入することにしました。この改良されたレオパルド戦車は、これまで40年以上にもわたってシンガポール軍が使用してきたAMX?13SM1(フランスの戦車AMX?13の改良版)に置き換わることになるということです。

このAMX?13は、導入以来シンガポール軍のために働いてきたのですが、軍の装備を第3世代に移行するに当たって、その機能が限界に達していることが課題になっていたものです。このため、ドイツからのレオパルド戦車導入のオファーをシンガポール政府内部で検討してきたということです。

シンガポールの防衛大臣は、「私たちは多くの選択肢を検討してきたが、ドイツのオファーしてきた改良型レオパルドが、従来のAMX?13の代替として非常に経済的であるという結論に達した。このレオパルドの導入により、我々の『第3世代のシンガポール軍』という目標に着実に向かうことができると期待している。」と述べています。

レオパルド戦車は、スウェーデン、スペイン、トルコなど世界各国で3千台以上が導入されている戦車で、もともと1970年代はじめに開発され1979年に就役しました。そして、レオパルド2A4型は1980年代中頃から就役が始まったものです。

シンガポール軍は66台のレオパルドを導入し、ほかに30台の予備も購入するということです。また、導入に当たって来年から、ドイツ軍がシンガポール軍の軍人に対して戦車の訓練を行うことになっています。従来の戦車AMX?13に比べると、レオパルド戦車はパワーもあり速度も速く、より多くの武器の搭載もでき防御能力も向上しているということです。

また、新型戦車の導入の際には、シンガポール国内の軍需産業も戦車のメンテナンスや開発に加わることになるそうですので、シンガポールの産業にも何らかの貢献をすることになるのでしょうね。

国土の狭いシンガポールのことですから、もし他国が本気で攻めてきたらいくら装備を最新にしてもひとたまりもないのでしょう。もちろん、シンガポール政府が他国に攻め込まれるような外交をするはずはないのですが。

シンガポールにとって軍備というのは、防衛するためのものという意味のほか、国民に危機感を常に持たせて、国をまとめていくためという意味もあるのでしょうね。

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