今後3年間無料の無線LANサービス
12月1日から、特定の公共エリアで無料の無線LANアクセスが利用できるようになりました。これは、シンガポールの情報通信開発庁(Infocomm Development Authority=IDA)が準備を進めてきたもので、スケジュールより1月早い開始となり、シンガポールのインターネット利用者にとってはちょっと早いクリスマスプレゼントといったところでしょうか。
このサービスについては、もともと今年の10月にリー・シェンロン首相が、シンガポールで来年1月から無料の無線LANサービスを2年間実施すると発表していたのですが、結局2年間ではなく、2009年12月までの3年間に延長することになったということです。この「ワイヤレス@SG」サービスの運営業者は、iCellネットワーク社、QMaxコミュニケーションズ社、そしてシンガポール・テレコム社の3社です。
この無線LANが利用できるホットスポットは、今後、セントラル・ビジネス・ディストリクトやオーチャード・ロード、そしてHDBのタウンセンターなどに拡大されていくことになっており、利用したい人は、前述の3社のいずれかにサインアップするだけだそうです。
無料の無線LANのスピードは512kbpsだそうですが、無料サービスのほかに、有料のプレミアム・サービスもあり、速度1メガビットのサービスは、月9.9ドルで利用できるそうですが、この料金は、先日、12月6日から無線での高速インターネットサービスの提供を発表したモバイルワン社の料金22ドル?68ドルを下回るということです。つまりは、ワイヤレス@SG陣営とモバイルワン社との闘いという構図のようですね。ただしモバイルワン社はホットスポットを使った無線LANではなく、シンガポール全島内で3.6メガビットの速度のパケットアクセスサービスを行うということなので、両グループそれぞれに特色があるようです。
ワイヤレス@SGネットワークのホットスポットは今のところ全国に900か所あるのですが、IDAでは、来年9月までに5千か所に増やすことにしているそうです。また、ユーザーについても今後2年以内に現在の5万人を5倍に増やしたいとしています。
ワイヤレス@SGネットワークは国策として普及を図っているようなので、こちらの陣営のほうが有利のようですが、どうなるのでしょうか。シンガポールは狭い国なので、無線LANサービスのネットワークも、やろうと思えばあっという間にインフラを整備できそうですね。

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