公共バスのサービスガイドラインの改正
公共交通機関評議会(Public Transport Council=PTC)が公共バスのサービスガイドラインを改正しました。これは、バスのサービスが明確な基準の下に行われるようにするとともに、最近の法改正に対応するために行われたものですが、今回初めて、実施に強制力を持たせたということです。
バスのサービスに関する基準は1994年から定められてきましたが、これまでは基準に従わない場合の罰則というのがありませんでした。
PTCがバス利用者を対象に実施した調査によれば、利用者の不満の第一位はバスの待ち時間が長いということで、その他に、混雑しすぎだとか、バスでの移動に時間がかかりすぎるといったことがあったそうです。
このため、PTCに関する法律が今年4月に改正され、PTCに強制力を持たせるとともに、違反した場合には罰金を科すことができるようにしました。
今回改正された基準には、次のとおり六つの大きなポイントがあります。
・バス運行サービスへの信頼性(例えば、少なくとも路線バスの85%は予定運行時間と5分以上の開きがあってはいけない)
・収容人員(例えば、平日の混雑時間収容人員は、定員の95%を超えてはいけない)
・安全性
・情報提供
・バスが利用可能であること
・他の公共交通機関との統合
この新しい基準は、大手バス会社であるSBSトランジット社とSMRT社でまず実施され、半年間その状況がモニターされ、必要に応じ基準を調整した後本格実施されるということです。本格実施後は、違反に対して罰金も科されることになりますが、罰金は最大で10万ドルだそうです。結構高いですね。
今回の措置に対して、各バス会社は、基準を目標として取り組んでいくことでバス業界全体のサービスがアップすることにつながると好意的に受け止めているということです。もちろん利用者にとっては、バスのサービスが向上するということなので、いいことですね。
シンガポールで路線バスを利用しても、そんなにサービスが悪かったということはありませんでした。
シンガポール滞在時には通勤にバスを使っていたのですが、ほぼ毎朝決まった時間にやって来ていましたし、ドライバーの対応が悪いといったこともなかったと思います。ただし、エアコン無しのバスがやって来た時だけは、何とかしてよと思いましたが。

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