シンガポーリアンの賃金は順調に上昇中
シンガポールで昨年支払われた賃金は、一昨年より4.3%アップしており、これは過去5年間で最高の伸びになっているそうです。この結果は、労働省(Ministry of Manpower)の報告書によるもので、最近のシンガポールの好調な経済活動と収益の向上が、シンガポールの労働者に高い賃金をもたらしているということです。
1年で4.3%も給料が上がっているということはものすごく高い伸び率のようですが、実は、シンガポールでは、1990年代には1年で8?10%も給料がアップしたそうですし、2000年でも6.6%の伸び率だったそうなので、シンガポールの皆さんにとっては、まだまだという感じでしょうか。
今回の賃金上昇の主な理由は、専門職と技術専門職の人たちの賃金が大幅に上がったことによるそうです。というのも、シンガポールでは知識集約型の労働者の需要が高まっているため、高い技術を持った労働者の需要が増えているそうなのです。しかも、シンガポールや周辺国では技術を持った労働者が不足していることがあることも、賃金上昇に拍車をかけているということ。特に、エレクトロニクス、機械加工、精密エンジニアリング、そしてITエンジニアリングの分野で技術労働者の需要が非常に高まっているそうです。
労働省の報告書には各部門の給料も掲載されており、それによると専門職の初任給は月2,500ドルと最も高く、次が技術者の1,703ドルと、やはり専門的な職業の給料が高いようです。しかし一方で、技術があまり必要でない職業の場合は、もっと初任給も低く、事務職は1,335ドル、機械操作員が1,250ドル、販売サービススタッフが1,100ドル、労務者が755ドルとなっています。
いずれにしても、賃金上昇の傾向が続いているということですが、この傾向がいつまで続くのかというと、専門家によると、来年も今年と同じように労働市場は売り手市場が続くだろうということです。理由は、中国、アメリカや日本などの経済が順調に成長し続けると考えられているため、シンガポールでも好調な経済が持続し、労働需要も高い状態が続くためということです。
なんともうらやましい話です。私の給料なんか、ここ数年ずっと下がり続けているくらいです。私も何か専門的な知識や技術があれば、一発シンガポールに行って一山当てて、いや就職して高い給料をもらいたいところですが、そういったものが何もないところが残念です。

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