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2006年6月28日

車いすに優しい路線バスがデビュー

シンガポール・バスサービス(SBS)社は、6月27日から、車いすでも利用可能な路線バスの運行を始めました。今回のバス導入はシンガポールに住む身体の不自由な人たちにとっては画期的なことになりますが、同社では、まず手始めに10台の車いすに優しいバスを導入し、今後17年で3,500台以上に増やす予定だということです。

最初のバスは、パシリスからセントマイケル間の路線21番を毎日走行するということで、これを記念してSBS社では、7月末まで車いすの乗客のバス料金を無料にするそうです。この路線の途中のワンポアには、身体障害者福祉協会(Handicaps Welfare Association)があるので、協会の会員は、この路線を利用してタントクセン病院などの医療機関に直接行くことができるようになります。

このバスの乗降口には、車いすで乗降できるような傾斜台が設置できるようになっており、バスの床もかなりの低床になっています。また、車いすの乗客のために特別のスペースが用意されており、そのスペースには特別の背もたれや手すり、そして手が届きやすい位置に降車を知らせるボタンが付いています。

バスの導入に当たって、バラクリシュナン社会開発青年スポーツ大臣は、「今回のバスの導入は最初の一歩であり、最終的な目標は、車いすを利用する人が、仕事や学校に出かけたり、レジャーを楽しんだり、そしてもちろん家族と一緒に出かけることができるようになることです。」と述べています。そして、国民に対して、車いすに乗った人たちのことを理解し、優しくするように求めました。

また、バスと歩道の間に傾斜台が適切に設置できるよう、一般のドライバーはバス停留所付近の道路には駐車しないことが求められています。さらに、車いすに乗った乗客の安全性と快適さを確保するため、バスのドライバーは車いすのための傾斜台の扱い方やチケット発行の補助などに関する訓練を受けてきたということです。

シンガポール駐在中は通勤などによく路線バスを使っていたのですが、帰国後のシンガポール旅行ではバスは全く使っていません。家族4人ということを考えるとタクシーの方がいいということもありますが、実際にバスに乗るとなると、行き先ごとにバスの番号を調べて、停留所を調べてというのが面倒くさいのが一番の理由です。

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