70歳引退というタクシー運転手の年齢制限が見直しか
LTA(Land Transport Authority、陸上交通庁)では、タクシー運転手の年齢制限を見直す方向だということです。これは、リー・シェンロン首相がタクシー運転手の年齢制限の見直しに言及したのを受けて検討されているものだそうです。
現在は、タクシー運転手は70歳になると引退しなければならないこととされています。
現在タクシーの運転手をしていて、この12月にび70際を迎えるデンさんは、「自分はタクシーの運転が大好きだ。もし運転をしなくなったら、何もやることがなくなってしまうだろう。」と言っています。彼は、タクシーの運転手を35年も勤め上げてきて、一度も交通事故を起こしたことがなく、また、彼のサービスも評判がよかったそうですので、年齢制限が見直されれば、彼はこれからも運転手を続けることができるようになるかも知れませんね。
コンフォート、イエロートップ、そしてシティキャブといったタクシー会社を経営するシンガポールのタクシー会社大手のコンフォート・デルグロ社によると、同社のタクシー運転手の14%は、60歳を超えているということですが、こういった高齢者の運転手のサービスは、若い運転手たちにひけをとらない立派なものだということです。
タクシーの乗客を対象にした調査によれば、運転手の年齢というのはあまり重要な問題ではないということです。タクシーの運転手にとって一番大事なのは、乗客を目的地まで安全に、そして適切に運ぶことだということだそうです。
高齢者の方が元気でいる限り、仕事を続けられるというのは、日本と同じように高齢化社会を迎えようとするシンガポールにとっては重要なことなのかも知れませんね。
この記事を見て、70歳を超えてタクシーの運転が本当にちゃんとできるのだろうかと思ってしまいました。自家用車を運転するならまだしも、お客さんを乗せてもし何かあったらと考えてしまうのですが、日本の場合は、個人タクシーを運転できるのは75歳までと法令で決まっているそうですので、日本の方が高齢のタクシー運転手がいるということのようです。
しかも、2002年以前に認可を受けた運転手は毎年の適性検査を受ければ75歳を過ぎても運転できるということで、なんと90歳を迎えたタクシー運転手の方もいるそうです。自分が90歳を過ぎても今の仕事を続けられるかどうかと考えてみると、すばらしいことですね。

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