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2006年2月 3日

シンガポールの雇用も絶好調です

シンガポールでは、経済が絶好調という状況がここしばらく続いており、次はこの恩恵を低所得者層や老年労働者にも拡大しようと、政府が様々な事業を行っているところですが、この景気の良さは、雇用の状況にも大きな効果を与えているようです。シンガポール労働省(Ministry of Manpower)の発表によれば、昨年2005年は、2,317,400人が就労し、失業率は過去4年間で最低の2.5%だったということです。

2005年は、経済の成長により110,800人分の雇用が新たに創出されたということで、一昨年の71,400人に比べると大幅に増えています。特に、昨年の第四四半期の急激な経済成長が雇用創出を後押ししており、この期間だけでも32,800人分の雇用が生まれたとのこと。業種を見てみても、製造業、サービス業はもちろん、比較的弱いとされる建設業など、ほぼすべての業種において昨年10?12月には大きく雇用状況が改善しています。

解雇された労働者についても、昨年は1年間で10,200人と低い水準を維持しているということです。これは、2004年とほぼ同じ水準ですが、2003年の16,400人と比べると、かなり低いことがわかります。

時を同じくして、日本でも雇用に関する状況が発表されたところで、昨年12月の有効求人倍率は1.0倍に上昇し、昨年の平均の失業率も4.4%と、3年連続で改善したとの報道があり、日本の経済も本格的に上向いてきたのではないかと期待されていますが、失業率だけで比べても、シンガポールの経済がいかに好調であるかということがよくわかりますね。特に日本の場合は、地域によって景気の状況には大きな開きがありますので、本当にうらやましい限りです。

最近は、日本でも転職が当たり前のことになってきましたが、少し前までは終身雇用が一般的でした。ところが、シンガポールでは、「ジョブホッピング」と言って、少しでも好条件の職場があると簡単に転職してしまうのが普通で、日系企業では、ローカルスタッフにどうやって長く働いてもらうかということで、いろいろ苦心していたようでした。

今のように低い失業率の状況では、シンガポールの労働市場はさぞや売り手市場になっていることでしょう。日系企業の人事担当の皆さんの苦労が想像できます。

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