シンガポールの有権者名簿の更新
シンガポールの有権者名簿が2月28日までに更新されることになりました。この名簿には、今年1月1日現在で選挙権を持つシンガポール国民の氏名が記載されることになりますが、前回の更新は2004年9月だったそうで、今回は、21歳以上となり選挙権を有するようになった者を、選挙の前にできるだけ名簿に含めようということで行われることになったものです。
ただ、有権者名簿の更新が行われることで、総選挙が近いのではないかという憶測も呼んでいるようです。1997年には総選挙の7か月前に有権者名簿の更新が行われ、2001年にはわずか20日前に名簿の更新が行われました。次の総選挙は2007年6月までに行われることになっていますが、最近、ゴーチョクトン上級相が総選挙のことに言及し、遅いよりも早いほうがいいという話もしたそうで、近いうちに総選挙が行われるのではないかという噂も出ているということ。
しかし政治評論家の方によると、総選挙が近いことを示す最も重要なイベントは、選挙区評価委員会によって有権者の氏名と選挙区が公表されることだということで、今回の有権者名簿の更新が必ずしも総選挙の実施につながるものではないとしています。
この名簿の作成後は、名簿に記載された氏名、住所、選挙区が正しいかどうかを確認するために、一般の閲覧に供されることになります。
人民行動党の一党独裁体制が続いているシンガポールでは、総選挙も形式的なものに過ぎないと言えるのでしょうが、まあ、一党独裁ではないはずの日本でも総選挙が形式的なものだという点では同じような気もしますので、他の国のことは言えませんね。
シンガポールでは、正当な理由もなく選挙を棄権すると罰則が科されるそうです。「選挙権」というよりも「選挙義務」ですが、投票率の低下に悩む日本でも導入したらいいのではないかと思ったのですが、小さい国シンガポールだからこそ可能な制度なのでしょうね。

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