貯水池が住民の憩いの場に変身
ベドック貯水池はシンガポールの中央付近にある貯水池ですが、ここはPUB(Public Utilities Board、公益事業庁)が、「"Active, Beautiful, Clean" Waters Programme」により100万シンガポールドルをかけて整備を行い、現在では、カヤックのレンタルや、釣り場なども設置され、夜間も外灯が照らすようになりました。
シンガポールのリー首相は、今年のクリーン・アンド・グリーン週間の発言で、これまでの貯水池保護に対する政府の姿勢は、住民をできるだけ遠ざけることによって保護するというものでしたが、そのためにかえって貯水池の周辺が荒れてしまったということで、貯水池を住民が楽しめる場所にすることと貯水池保護を両立させるという方向に転換したということです。
ウェイクボードやドラゴンボートの愛好者も、潮や波の影響がなく周囲の景観も楽しめる貯水池でスポーツができればいいと考えていたそうですが、首相も、貯水池をもっと活気のある場所にするために店舗、展示場の設置や、貯水池上での結婚式などのアイディアを出したそうです。その結婚式とは、花嫁が、両側にドラゴンボートを従えたボートに乗って登場するそうですが...うーん、どうでしょうか。
PUBでは、今後も、水質保護を図った上で、樹木観察コースやヨット施設、浮き観察場などを設置することを計画しているそうです。
四方を海に囲まれたシンガポールですが、なかなか自然の中で水に親しむ場所というのがありません。海以外には自然の水に触れる機会がなく、その海もあまりきれいでないため、もっぱらプールで水に親しむことになります。
そういう意味では、海や湖、川などが結構身近にあるある日本の方がいいということでしょうか。

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