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2005年11月29日

来年から一般家庭向けに液卵の販売開始

シンガポール国内で、来年1月から一般家庭向けに液卵(卵の中味だけを取り出したもの)が販売されることになりそうです。これまで液卵は、主に食品産業向けに大口で販売されてきましたが、政府当局では、これを小分けのパックとして販売することで、一般家庭でも液卵を購入するようになるのではないかと期待しているそうです。

業者の方では、ちょうど卵5個分に相当する250gを1パックとして、1シンガポールドル(約70円)で、スーパーマーケットなどで販売することを考えているそうです。卵1個当たり20セント(約15円)くらいということですので、シンガポール国内で売られている殻付き卵よりは高くなるのでしょうか。ただし、普通の殻付き卵だとせいぜい2週間くらいしかもちませんが、液卵だと3週間は大丈夫で、しかも冷凍すれば1年は保存できるほか、卵白と卵黄が最初から分かれているというメリットもあるそうです。

シンガポールのAVA(Agri-Food & Veterinary Authority、農産物・家畜庁)では、供給安定の観点から低温殺菌した液卵の流通を促進しているということ。特に、最近懸念されている鳥インフルエンザの流行により卵の輸入がストップしてしまった場合などのために、液卵も選択肢としておくことが重要と考えているそうです。シンガポールでは1日に約300万個の卵が消費されており、その65%がマレーシアからの輸入だそうなので、卵と言えども重要な課題なのでしょう。

でもまあ、液卵を使えば、料理下手でも卵焼きに卵の殻が入ってしまうことがなくなるというのはよさそうですね。

シンガポールで売られている卵は、生では食べられないということで、生卵をご飯にかけたり、すき焼きで使ったりする日本人にはちょっとだけ住みにくい国です。

私がシンガポールに住んでいた当時は、週に1回、日系スーパーに日本から空輸された卵が入荷するということで、かなり割高にではありましたが、どうしても生卵が食べたい日本人の方が買いに行っていました。

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