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2005年10月26日

中古車輸出大国シンガポール

シンガポールは、現在、日本に次ぐ世界第二位の中古車輸出国になっており、今年はシンガポールから10万台の中古車が輸出される見通しだそうです。



ある中国人は、彼と彼の母親のための2台の自動車を購入するため、わざわざシンガポールまでやって来たということですが、彼によると、シンガポールは、他の国と比べて、中古自動車の種類も揃っているし、しかも自動車はきれいでコンディションもよく、また、新しいモデルもたくさん市場に出回っているから、シンガポールまでわざわざやって来たということです。



彼だけではなく、シンガポールには、リビアやカリブ海のトリニダード島などの遠い国のカーディーラーが、輸入する中古車を探しにやって来ているそうです。カーディーラーの人たちは口々に、シンガポールの中古車は、日本の中古車と比べてきれいで状態もよく、しかも安いと言っているとのこと。



シンガポールの中古車輸出は年々拡大しているそうですが、これは、年々、廃車や登録抹消をする自動車が増えているためだということで、昨年は85,000台の自動車が登録抹消され、今年も現在まですでに66,000台の自動車が登録抹消されているそうです。そして、登録抹消された自動車の3台に2台が海外に売られているということ。



しかし、シンガポールで登録抹消される自動車が増えているということは、中古車の輸出増加だけではなく、COE(Certificate of Entitlements。自動車を購入するための資格である「車両購入資格証」で、これを入手しなければ自動車が買えない。)の価格にも大きな影響を与えているということです。



つまり、自動車が登録抹消されると、その自動車のCOEが不要となるために、市場に出るCOEの数が増えてくることになり、そのため、COEの価格も下がってくることになります。



現に、今月はCOEの価格が最低を記録したそうで、それに伴って自動車を新車に買い換える人も増えているとか。つまり、海外への中古車輸出が増えると、シンガポールの人たちの自動車買い換えも増えることになるそうです。



シンガポールからは、ニュージーランド、ロシア、北朝鮮、キプロスやモーリシャスといった国にまで中古車が輸出されているそうですが、さらに、シンガポールの自動車輸出入協会(Automobile Import and Export Association)では現在、南米各国への中古車輸出に向けて調整をしているということです。



シンガポーリアンも日本人と同じように自動車を大切に扱う人が多いので、中古車の人気も高いのでしょうね。



ところで、8月にシンガポールに旅行に行ったときには結構タクシーに乗って移動したのですが、数年前にやって来た時と比べて、タクシーの車両がほとんど新しいものに変わっていました。



以前は、何十年も前?の日本製のセダンが結構走っていたりしたのですが、今回は、日本製の自動車が多かったのは同じですが、きれいで大きなセダンになっていました。



そういえば、路線バスも、以前あったような、エアコン無しの古い型のバスは見かけなかったような気がします。

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