旅行5日目(8月12日(金))その2~感動のマレーシアあぴあぴ(ホタル)ツアー
昼食後、いったんホテルに戻って休憩した後は、いよいよ本日のメインイベントです。今日は、パンダバスのあぴあぴ(ホタル)ツアーに参加です。このツアーは、たくさんのホタルが見られるということで評判がよく、また、場所がマレーシア国内なので、短時間ながらシンガポール以外の国に滞在できるし、それに、子供たちに、陸路での出国・入国を体験させてみるのもいいのではないかということで、日本からインターネットで予約をしていたものでした。
ツアーの方ですが、まず午後3時30分にスイソテルスタンフォードホテル玄関に集合です。大きなホテルに宿泊していればホテルまで出迎えてくれるようですが、フラマホテルでは無理のようでした。ほどなくバスがやってきましたが、お客さんは私たち家族のほかは、子供連れの家族が2組と、ご夫婦で参加した方が1組で、ツアーとしては人数が少なかったので、とても快適なツアーを楽しめました。ただ、多いときは多いそうなので、運がよかったということでしょう。
まず、シンガポーリアンの男性日本語ガイドさんの案内でバスに乗って、コーズウェイを通りシンガポール出国審査、マレーシア入国審査を済ませます。トラックなどの入国・出国部分は非常に混んでおり、長い列ができていましたが、観光バスの方は空いていて、他にお客さんがいなかったので、すぐに手続きができました。


マレーシア側のジョホールバルに到着後、バスを乗り換え、ガイドさんもマレーシアの女性ガイドさんに交代です。シンガポールで乗ったバスはマイクロバスだったのですが、乗り換えたバスは大型のデラックスバスで、座席の間隔も広く、人数も少なかったのでとても快適でした。ガイドさんは「ビジネスクラス」のバスだと言っていました。なお、このガイドさん、マレーシア人の中国系の女性で、キャンディさんという方ですが、非常に日本語が上手で、ガイドにも慣れているようでした。子供たちにも気軽に話しかけてくれて、子供たちはとても楽しかったようでした。
バスを乗り換えて向かったのは、まずジョホールの王宮でした。ここは現在は使われていないということで閑散としていましたが、きれいに整備されていて、ここで記念写真です。その後、すぐ近くにあるお土産物屋に行きました(連れて行かされました)。バティックがメインのお店のようだったのですが、特に欲しいものがなかったので、娘がかわいいブレスレッドを買って、すぐに出ようとしたのですが、そこの女性店員が、我が家の息子の髪の毛の一部がちょっと不自然に切れているのに気がついて、どうしたんだと話しかけてきました。
実は、これは息子が自分でちょっと切ってしまったところなのですが、その店員はガムがくっついたのかと聞いてきます。なんでもマレーシアの子供はガムが大好きで、ガムを噛んでいるときに、よく髪の毛にガムをくっつけてしまうことがあるそうです。子供の髪にガムがくっついているを見つけたお母さんは、その部分の髪を切ってしまうので、マレーシアの子供の髪の毛は、ところどころ変に切れているそうなのです。で、私の息子もそうなのかと思って聞いてきたということでした。
一応、事情を説明したのですが、この一件で息子が気に入られてしまったようで、結局、息子はクアラルンプールのツインタワーのキーホルダーを買ってしまいました。ジョホールには関係ないような気がするのですが、まあいいでしょう。


その後、ジョホールバルの街を抜け、ホタルを見るために隣の県のコタティンギに向かいましたが、マレーシアでは8月31日が独立記念日だということで、街はマレーシアの国旗やジョホールの旗で飾り付けられていました。結局1時間くらい、油やし畑の中をバスに揺られ、やっとコタティンギに到着です。
ホタルの見える場所までは小船で行くのですが、まず、船の出発する川沿いにある中華料理レストランで夕食です。これも、ツアー料金に含まれています。料理の方は、中華料理にしてはちょっと雑な感じもしましたが、味のほうはおいしかったです。夕食を食べ終わる午後7時30分頃には、辺りもようやく暗くなってきて、いよいよホタル見物に出発です。全員救命胴衣を身につけた後、15人くらいが乗れるボートに乗り込みました。
薄暗い中、川をどんどん進んでいきます。辺りは民家等もなくなり、ほとんどジャングルの中の川を進んでいる感じで、外国の戦争映画なんかによくあるような場面ですね。月明かりで周囲の状況がなんとなくわかるような感じでした。20分くらいも船で進んだでしょうか。船が岸辺で止まりました。ガイドさんがホタルがいるというので、じっと見てみると、確かにたくさんの光の点が見えます。中には飛んでいるのか動いている点もあります。


私も私の家族も、日本でホタルは見たことがなかったのですが、本当に美しいものですね。ほかにもたくさんホタルの見えるスポットがあって、船頭さんが順番にゆっくりと回って見せてくれました。中には、ものすごい数の光の点がかたまっている木があったりして、すばらしい光景でした。ホタルの種類は日本のものと違っているということで、点滅が速いのですが、まるでクリスマスのイルミネーションのようです。周りに何もないジャングルの川の中でホタルを見ているというのも、気分を盛り上げてくれるのでしょう。
ただし、残念ながら、その時の素晴らしい光景を皆さんに写真でご紹介することはできません。ホタルの放つ光が弱すぎて、普通のカメラには写らないのです。ガイドさんも、今までこのツアーで写真を撮影した人で成功した人はいないと言っていました。やはりこの素晴らしさは、生で見るしかないようですね。
なお、当日は、月の光が結構強かったということで、月が出ていなければもっとホタルの光がはっきり見えるそうです。逆に満月の夜は、月の光が木の葉に反射してまぶしく、ホタルの光があまり見えなくなるそうです。ホタル見物は、新月の日を狙うのがいいみたいです。
現在、マレーシアでは、ホタルを観光の目玉にしようということで、各地にホタルの見物ができる場所があるそうですが、コタティンギのホタルはマレーシアでも非常に有名なところだそうで、私たちの行った日は他に見物客はいなかったのですが、週末などには数百人の観光客がホタルを見にくるそうです。ちゃんとガイドさんがついているツアーでは、ガイドさんの教育が行き届いているので問題ないそうですが、中にはホタルのいる枝を折ったりする心無い人もいるということです。でも、現在のところ、ホタルの数は、川の水かさの関係で一時的には減ったりすることはあるものの、まだまだ大丈夫だということで一安心です。
ということで、家族全員ホタルを満喫して帰ってきました。なお、帰路の出国入国審査は、金曜日の夜ということもあって、結構混んでいたようですが、我々は観光バスの客ということで時間もかからず、スムーズに帰ってこれました。シンガポールからジョホール側に向かう自動車の数はものすごかったですよ。
シンガポール国内に入った後は、クラークキー付近で降ろしてもらい、そこから歩いてフラマホテルまで戻りました。今日はこれでおしまいです。

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