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2005年9月22日

タクシーとバスの料金ごまかしに注意

バスやタクシーの乗客が料金をごまかそうとして不正をした場合の罰則を定めた法律案が間もなく審議されることになるそうです。

この料金のごまかしは結構多く、問題になっているようで、大手タクシー会社であるコンフォート・デルグロ社のあるタクシードライバーの話では、一月か二月に1回くらい、目的地に着いても料金を支払わずに逃げてしまうという料金詐欺に遭うそうです。同社では、毎年約400人のドライバーが料金詐欺に遭うということですが、そのうち解決されるのは、50件にも満たないということ。

こういった事件があった場合、通常は会社内部の調査チームが、料金を取り返すために乗客が降りた場所などを詳しく調査して犯人を探すそうですが、最近のケースでは、何度も同じ電話番号からタクシーの呼び出しがあって、その客を同一の場所に降ろすと、いつも料金を支払わずに逃げてしまうということがあったということです。会社の方でその電話番号を控えておいて、次に同じ番号からタクシーの呼び出しがあった時、タクシードライバーが数人、いつもその客が降りる場所で待機して、その客が料金を支払わずに逃げた時に捕まえたということです。困った客ですね。

バスも同様に、料金未払いの問題があるということ。バスの検査官の話では、1日に600?700人の乗客を調べると、少なくとも10人は料金をごまかしているのが見つかるということです。一般的な料金ごまかしの方法は、バスに乗る場合は、まず入口でイージーリンクカード(プリペイドカード)を読取機に触れ、降りるときにも同様に、出口で読取機に触れて料金が引き落とされるのですが、自分が降りる停留所よりも前の地点で出口の読取機に触れて料金を引き落とさせてしまうそうです。

乗客一人だと、ほんの数セントごまかすだけですが、会社にとっては1年で850万シンガポールドル(約5億7千万円)もの損失になっているということ。

今回の法改正は、公共交通機関評議会修正法案の一部で、次の国会で審議されることになっており、この改正により、料金をごまかした者は、最高2千シンガポールドル(約13万円)の罰金と6か月の懲役が課されることになるそうです。

今だから言いますが、私もシンガポール滞在中、1、2度、バス料金をごまかして乗ったことがあります。この場をお借りして謝罪いたします。

私がいた当時は、バス料金の支払いは現在のようなシステムではなく、乗るときに入口で料金を支払うようになっていました。行き先は自己申告制だし、降りるときはノーチェックなので、乗るときに適当にお金を入れておいても見つかることはなかったからです。

ほんの数十セントのことなので、ちゃんと払えばいいのですが、どうしても小銭の持ち合わせがないときがあって、ついやってしまいました。

でも、時々、ちゃんと支払ったかどうかをチェックするスタッフが巡回してきます(料金を支払うとレシートが出てくるので、それと行き先をチェックすればごまかしがばれるのです)。そのスタッフがバスに乗り込んでくると、その次の停留所で降りる客が急に増えるのは、私と同じようなことをしている人が結構多かったからでしょうか。

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