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2005年9月13日

チェンホーの竜牙門が完成

伝説的な中国の探検家チェンホー(鄭和)が、南シナ海からインド洋に向かうため、シンガポール付近にやってきたとき、その航路を確認するために、海上にある岩を目印に使ったという伝説が残っています。

シンガポール観光局(Singapore Tourism Board、STB)は、このたび、この「竜牙門(Dragon's Teeth Gate)」と呼ばれる岩のレプリカを、ラブラドール公園(ちょうどセントーサ島西端の対岸あたりにある公園)に、建設しました。

本物の竜牙門は、その名前のとおり、竜の牙のような形の花崗岩でできた二つの岩で、ラブラドール・ポイントとセントーサ島の間にあったと言われています。しかし、この岩は、1848年に大型船が通過できるように航路を広げるために、イギリスにより壊されてしまったそうです。今回のレプリカも、できるだけ本物があった場所近くに建設したとのこと。

この竜牙門レプリカの建設は、チェンホーの航海600周年記念行事のファイナルとして行われました(この行事については、当メールマガジンのバックナンバー第13号をご覧ください。)。

シンガポール観光局では、これをチェンホーがここにやって来たという記念のモニュメントにし、シンガポールの「海」の歴史や、シンガポールとチェンホーの重要な関係を後世に伝えていきたいとしています。もちろん、シンガポールのことですから、観光資源としても大いに活用したいということでしょう。

皆さんもセントーサ島に行かれた際にでもちょっと寄ってみて、あまり知られていないシンガポールの「歴史」に触れてみるのはいかがでしょうか。

シンガポールは、古くから海上交易の拠点だったということで、今でも沖には貨物船やタンカーなどがたくさん浮かんでいるのが見えます。

ただ、船の往来が多いために、海の水はあまりきれいではなく、セントーサ島にも人工の砂浜はあるのですが、泳ぐ人の姿はあまり見かけません。

シンガポールできれいな海が見られれば、旅行先として言うことはないのですが、こればっかりはどうしようもないのでしょうね。

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