HDB住宅に関する調査
HDB住宅というのは、シンガポール政府の住宅開発局(Housing Development Board、HDB)が建設し、国民向けに賃貸、分譲している集合住宅です。日本の公団住宅のようなイメージで、シンガポーリアンの大部分は、このHDB住宅に住んでいます。現在のものは高層のマンションタイプが多く、外観も豪華なものが増えているようです。
このHDB住宅に関する調査が5年ごとに行われており、HDB住宅に住んでいる7,300世帯を対象にして2003年に行われた調査結果が、このたび明らかになりました。
それによると、HDB住宅に住んでいるシンガポーリアンは、284万人となり、5年前と比べて5.2%増加したということです。
また、平均の世帯当たり人数は、1968年に6.2人だったのが、1998年には3.7人、2003年には3.5人へと減ってきたということで、シンガポールでも核家族化がかなり進行しているようです。
世帯当たりの平均月収は、5年前の3,729シンガポールドル(約25万円)から4,238シンガポールドル(約28万円)に増えたそうです。
また、今住んでいるHDB住宅から引っ越したいと考えている世帯は、5年前の35.7%から18.6%に減少したということで、これは、HDB住宅の質がだんだん向上してきており、今住んでいる家に満足している人が多くなってきたということなのでしょうか。
そして、ほとんどの世帯は、賃貸よりも分譲を選んでおり、実に95.6%の世帯が分譲だということ。購入できるというのは、やはりそれなりの蓄えがあり、経済的に余裕のある方が増えているということなのでしょうか。
この調査結果を見ると、シンガポールの皆さんの生活レベルは、現在でも、年々良くなっているんだなあという感じがします。それに比べて、日本はと言うと...
私たち外国人駐在員、特に日本人は、ほとんどがHDB住宅ではなく民間のコンドミニアムに住んでいました。
一応、「高級」コンドミニアムなのでしょうか、建物自体は立派なものだったのですが、オーナーがケチだったせいか、内装は至ってシンプルで、備え付けの家具も貧弱なものでした。
まあ、今住んでいるウサギ小屋とは比べようもないくらい広い部屋ではありましたが...

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