ほんのちょっとフィリピンへ
フィリピンには、国際会議の出席者との打ち合わせのために、1回だけマニラに出張したことがあったぐらいでした。それも2泊3日の滞在中は、ほとんどフィリピンの政府関係者との打合せをしていましたので、あまり印象には残っていません。
フィリピン、それもマニラというと、日本人にはあまりイメージはよくないのではないかと思います。フィリピンの人たちにも日本人の印象というのはあまりよくないようで、マニラの空港に着いてから、ホテルに行くためにタクシーを拾ったときに、そのドライバーに「マニラには日本人は多いのか」と聞いてみたら、「住んでいる人はそれほどでもないようだが、フィリピンのガールフレンドに会いにくる日本人はたくさんいるよ。」という返事が返ってきました。うーん...。

また、仕事でフィリピンの政府関係者の人と話をして感じたのは、東南アジアの国の中では、かなり公務員の制度が確立しており、公務員も優秀な人が多いのではないかということでした。公務員研修に非常に熱心なのも特徴です。また、実態がどうかは別として地方自治のシステムが最も進んでいるのもフィリピンと言えるのではないでしょうか。また、フィリピンの人は、英語を非常に流暢に話すのですが、シンガポールなど他の東南アジアの人と比べて英語を非常に速く話すので、我々英会話があまり得意でない日本人には速すぎてなかなかついていけませんでした。出張のときも、フィリピン大学教授、フィリピン財務省の課長あるいは フィリピン内務地方自治省次官やフィリピン地方自治学院長といった人たちと打合せをしたのですが、私には向こうが話した半分くらいしか理解できず、結局一緒に行った職場のローカルスタッフにほとんど任せてしまいました。
それから、フィリピンでは政治、行政の世界で出世するためには、そういう世界で力を持っている一族の一員であることが必要であるということで、私が話をした政府関係者の人にも、大統領の一族であるとかなんとかいう人がいました(本当かどうかは確認していませんが...)。
この出張のときは、観光する時間はほとんどなかったのですが、夕方ホテルに帰ってから、ローカルスタッフと一緒に市内のショッピングセンターに散歩に行ったのですが、このショッピングセンターのあるマカティ地区というのはマニラでも安全なところだということで、危険な目には合わなかったのですが、歩いているとフィリピンの人たちがやたらにジロジロと私の方を見ていて、その理由はよくわからなかったのですが、やはり、フィリピンでの日本人のイメージというのはあまりよくないのだろうかと考えてしまいました。

コメントする