シンガポール滞在記 2005年シンガポール旅行記 2002年シンガポール旅行記 シンガポール旅行サポート イベントカレンダー

2000年1月 2日

シンガポール発家族旅行その2

 家族旅行でインドネシアのジャカルタとプロウスリブ、そしてマレーシアのコタキナバルにも行きました。そのときの話をちょっとだけ紹介します。

 まず、年末年始に行ったインドネシア旅行ですが、シンガポールからジャカルタに飛行機で行くことにしました。ただ、ちょうど、その少し前にガルーダインドネシア航空の墜落事故があったため、インドネシア航空でジャカルタに行くのを妻が強行に反対し、結局、少し高くなったのですがシンガポール航空でジャカルタに飛びました。

 そして、ジャカルタに着いてから半日くらいツアー会社の車で市内観光をしたのですが、そこで私の妻は非常にショッキングな体験をしたようでした。というのは、ジャカルタでは、街の中や、道路沿いに物乞いをする子供や大人がたくさんいます。車に乗っている間も、走っている自動車の間を縫って、目が不自由な(と思われる)少女の手を引っ張って、車に一台一台物乞いをしている年老いた母親や、悪い手や足を引きずって物乞いをしている少年達をたくさん目にしました。また、車を止めると、子供達が何十人も、お金をくれと車の窓に寄ってきます。

 私は、東南アジアの国々への出張の機会によく見ていた光景だったので、なんとも感じなかったのですが(そういう光景に慣れてしまったという私自身も問題なのでしょうが)、はじめてシンガポール以外の東南アジアの国にやってきた妻には非常にショッキングだったようで、そういう光景を目の前にして涙が止まらなかったようでした。それでは一体、私たちはどうしたらよいのかということは、また難しい問題で、その場で少年達にお金を渡しても解決することではないのでしょうが、このような、日本以外の国々の現実の姿は、自分の子供が、もう少しものがわかるくらいの年齢になったときに、是非見せなければならないなあと妻と話したことを覚えています。

 その日はジャカルタに泊まり、次の日、船でプロウスリブに行ったのですが、この、たくさんの小さな島々から成るリゾート(プロウスリブはインドネシア語で「千の島々」という意味だそうです。)は、日本のJALが開発したリゾートだということで、ちょうど年末の時期だったということもあり、日本からたくさんの観光客がやってきていました。そのほかにジャカルタ在住の日本人駐在員の皆さんにとっても手軽なリゾートだということで、結構遊びに来ていましたし、韓国人の観光客もたくさんきていました。もともと無人島だったこともあり、島の周囲の白砂の砂浜と海がとてもきれいで、よく南の島の観光パンフレットに載っている写真のようでした。全然きれいではないシンガポールの海や、期待していたほどきれいでもなかったバリの海とは比べものにならなかったです。

 このリゾートは、各部屋がすべてコテージ形式になっていて、部屋もゆったりした造りになっています。きれいなお風呂は付いているのですが、テレビやラジオ、電話もありませんでした。しかも、各コテージには、かわいいヤモリちゃんが住みついていて、ときどき天井をチョロチョロっと尻尾を振りながら走る姿が見えたりします。宿泊客への害は全くないのですが、夜寝ていると、天井に張り付いているヤモリがキュッ、キュッという声で鳴きます。私以外の家族は、何日かするうちにこの鳴き声に慣れたようでしたが、私は、なんとなく自分の上に落ちてきそうな気がして、夜はあまり眠れませんでした。

 我が家では、この年の新年をプロウスリブで迎えたのですが、テレビもラジオもないところで、家族で静かに年を越すというのも、なかなかいいなあと感じました。でも、さすが日系のリゾートだけあり、正月になるとレストランでは「おせち料理」がメニューに載って、南国リゾートの、海が見える吹きさらしのレストランで食べるおせち料理というのも、なかなかおつなものでした。なお、ここでは、我が家のリゾートホテルでの必需品、NHKの衛星放送も日本食レストランももちろんありませんでしたが、レストランでは、しゃぶしゃぶやすき焼きがあったり、シーフードのバーベキューがおいしかったりと結構楽しめました。でも、一番印象に残っているのは、気さくで優しいホテルのスタッフで、島にいる間は、我が家の3歳になる娘と一緒によく遊んでくれたり、ジュースをご馳走してくれたりしました。私の妻は、是非、もう一度この島に行きたいと言っているのですが、私は、またヤモリの鳴き声で悩まされて眠れないと思うと...

 そして、次がマレーシアのコタキナバルでした。どうも我が家では、旅行はビーチリゾートでゆっくりしたいというのがあるようで、またまた海のリゾートとなってしまったのですが、ここも、なかなかすばらしいところでした。ただ、日本人にはそれほど知られていないようですし、バリやプーケットのように大きなリゾートというわけでもなくて、高級リゾートホテルも数件しかなかったようです。私たちが泊まったホテルも、コタキナバルでは一番のホテル(だと思いましたが)「シャングリラ・タンジュンアルリゾート」でしたが、日本食レストランは残念ながらなく、あまりおいしくない中華料理で我慢しました。でも、やっぱり海はものすごくきれいでした。

 コタキナバルでは、キナバル山という高い山が有名で、コタキナバルに行った人は皆さん登っているようですが、我が家では小さい子供がいるのでパスして、船で沖の小島に行ったり、ホテルの中のプールで泳いだり、アプローチゴルフや卓球(プールのわきにあって、南国リゾートというよりは温泉の雰囲気?)で遊んで過ごしました。

<コタキナバルのホテルから>

コメントする