シンガポールの日本食
シンガポールには家族で住んでいたのですが、先に家族が帰国することになり、半年くらい単身生活を送ることになりました。家族と一緒にいたときは、家では妻が日本に住んでいたときと変わらない食事を作っていたので、外ではもっぱらローカルフードや中華料理などを食べていたのですが、単身生活になると、どういうわけか一日に1回は日本食が食べたいと思うようになりました。昼食はオフィスの近くのフードコートでローカルフードを買って食べるので、自然と夕食は日本食の外食という感じになりました。ほとんど毎日いろいろな日本食のレストランや食堂に行って食べていたのですが、シンガポールには、ありとあらゆる日本食屋が揃っています。
私がよく行っていたのは、10?15シンガポールドルくらいで定食が食べられるという一般的な日本食レストランです。このようなレストランはかなりの数があり、値段もローカルフードに比べるとかなり高いのですが、本格的な中華料理や各国の料理なども日本とそれほど変わらない値段ではありますので、日本人だけでなく、シンガポーリアンも結構来ているようでした。このようなレストランでは、日本人の調理人はいる場合もいない場合もあるようですが、高級な日本食レストランほど日本人の調理人がいるようです。日本人は人件費が高いですからね。
また、ショッピングセンターや大きなフードコートの中などには、一食5?10シンガポールドルくらいで食べられる日本のファミリーレストランのような感じの日本食レストランも結構あり、シンガポーリアンのお客さんも結構いたりしました。でも安いだけあって、見た目は結構いい線いっているのですが、食べると、うーん...というものが多かったです。その他に、フードコートの中にも、たまに日本食を出す店があったりして、定食やどんぶりもの、うどんなどがメニューにありました。味は...シンガポーリアン向けですね。
それから、高級ホテルの中などには、超高級日本食レストランも必ずあるようです。私はあまり行ったことがないのでわかりませんが、一回行くと一人数万円かかるというのは当たり前のようです。大体の日本食レストランでは寿司もメニューにありますが、その他に、いわゆるお寿司屋さんもあって、これもお手ごろな値段のところから超高級店までといろいろとありました。ネタはシンガポールの近くには泳いでいないような魚も多いと思いますので、日本から空輸している場合も多いでしょうから、一般的に値段は日本で食べるのよりものすごく高いです。
また、シンガポールではロボット寿司(というんでしょうか、機械で作るお寿司です)が非常にポピュラーで、大きなスーパーには必ず寿司のコーナーがあり、1個ずつラップで包まれた寿司が並んでいます。回転寿司もたくさんあり、昼食時などは、たくさんのシンガポーリアンで混んでいます。なお、シンガポーリアンは、ネタはサーモンが特に好きなようです。私もよくスーパーでこのロボット寿司を買って家で食べましたが、日本よりも安くて味も多分それほど変わらないと思います。でも、時々どうしても本物のお寿司が食べたくなって寿司屋に行くと、やっぱり一人で一万円以上は確実にかかってしまいました。寿司屋でもそれほど高級でない店は、日本食レストランなどで修行をしたことのあるシンガポーリアンが板前さんをしているのが普通のようで、超高級店になると日本人の板さんがいるようです。
なお、私の職場のあったシェントンウエイのマーケットストリート沿いのビルの一階に「フジヤ」という日本料理屋さんがあり、ご主人は静岡(たしか)出身の日本人なのですが、奥様は私のふるさと青森県の出身で、食べに行くといつも青森のローカル放送局のテレビ番組をビデオで流していて、シンガポール在住時はとても懐かしかったです。皆様も是非シンガポールに行かれた際には寄ってみてください。それから、ついでにスコッツロードにあるファーイーストプラザの中に日本人向けカラオケスナック「紙風船(だったと思います?違っていたらすみません)」のオーナーも日本の方なのですが、その奥様も青森出身の方ですので、そこもついでに是非寄ってみてください。それから、最近、回転寿司の店を出した...もういいですか。

在住日本人の間で大人気で、私も好きだったのが、タカシマヤの入っているニーアンシティにあるとんかつ屋さんでした。1人前15シンガポールドルくらいしたと思いますが、とんかつも非常においしく、しかもキャベツとご飯は食べ放題ということで家族でもよく行きました。特に、ここのご飯がとてもおいしかったのが印象に残っています。食事時には、いつも店の前に長い列ができていました。焼肉屋も何軒かありました。しかも、本場韓国風の焼肉屋も別にあるのですが、私がよく行ったのは、日本式の焼肉屋で、お客さんも日本人がほとんどのようでした。
私も数か月に1度、焼肉が食べたくなって行っていました。そのほかに、お好み焼き屋や焼き鳥屋などもありますし、ラーメン屋というのも何軒かありました。ラーメン屋にも時々行っていたのですが、ラーメンだけは、なかなおいしいところがなくて、どうしてもラーメンが食べたいので仕方なく行く...という感じでした。そのためか、日本に一時帰国した時には、まず「ラーメン」を食べに行ったものでした。
日本食レストランに行くと、料理と一緒にビールを注文することもよくあったのですが、銘柄は地元の「タイガービール」か「アンカービール」が多かったですね。日本食レストランでは日本のビールも必ず置いてあるのですが、やはりシンガポールではシンガポールのビールが一番おいしいようです。でも、タイガービールを日本に持ってきて飲んだことがあったのですが、どうもあまりおいしく感じられなくて、やはり、その土地のビールが一番おいしいというのは本当ですね。

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