シンガポールからの帰国
シンガポールでの2年間の赴任を終えることになって、帰国の日程を決めてから帰国するまでの、長くもない道のりをご紹介します。
まず、帰国するためには、自分たちの荷物を日本に送ることが必要ですね。シンガポールにやって来るときは衣服や本、子供のおもちや(三輪車があって、これが一番大きい荷物でした。)以外は大した荷物はなかったのですが、いざ帰国ということになると、知らないうちに家に物が増えているのにびっくりしました。どうせ2年間だからということで、なるべく消費物以外の物は買わないようにしていたのですが、それでも結構物が増えていました。しかも、日本の親戚や友人へのおみやげなども入れるとかなりの量になってしまいました。これらの荷物は引越会社(シンガポールにも日通などの日系の運送会社がいくつかあります。)にお願いして日本に船便で送ってもらいました。なお、荷物の梱包は、素人の梱包ではよくないということで、すべて業者の方にお願いしたのですが、やはり引越し作業代+運送代として数十万円はかかってしまいました。
次は、親戚や友人へのシンガポールのお土産を買わなければなりませんね。休日の日は毎日のように、「お土産を買う人リスト」を片手に、あちこちのお土産屋さんやスーパーマーケットを回りました。シンガポールのお土産の定番、マーライオンチョコやマンゴプリンなどは、お土産屋さんより普通のスーパーマーケットで買った方が安いようです。また、我が家では中国茶やいろいろなエスニックスパイスも珍しいのではないかとお土産に買いました。それから、我が家でも大好きなバーベキューポークはお土産には絶対喜ばれると思います。でも、日持ちがしないのと、「肉」ですから、検疫を通らないと日本には持ちこめないですよね(我が家では黙って持ってきました。すみません。でも悪い病気にはなっていないから許してくれますよね、きっと...)。とにかくいろいろと考えてお土産を買ったのですが、それもだんだん面倒になってきて最後はシンガポールにツアーで観光に来られた皆さんがガイドに連れられて必ず立ち寄るという、世界最大級のお土産屋さん"DFS"に行って揃えてしまいました。しかし、シンガポールには、これといったお土産が本当にないですね...。

また、せっかくだから、シンガポールでしか買えないものとかシンガポールだから安く買えるものとかを自分たちのために買い込んだのでした。シンガポールに来てから少しずつ買い揃えていったものも少しはあったのですが、自分で買ったもので皆さんへのお薦めは、まず、絨緞です。オーチャードロード沿いのショッピングセンターの中などにお店がありますが、シルク100%の絨緞が畳2枚分くらいの大きさなら3、4万円で買えるので、日本よりはかなり安いのではないでしょうか。次に絵、というよりも額縁です。シンガポールでは額縁屋さんがたくさんあって、中に入れる絵を持っていくと数千円で立派な額縁を作って入れてくれます。我が家でも出張や旅行に行ったときに買った絵やきれいなスカーフなどを額縁に入れて作ってもらっていたら、帰国するときには十枚以上にもなっていました。ただ、いくら飾る絵が多くてもシンガポールのコンドミニアムのように飾る壁がたくさんあればよいのですが、日本に帰ってからは飾る壁がなくて、我が家では納戸で眠っている絵がたくさんあります。
このように、買うものを買ってしまうと、次が、電気、ガス、水道、電話のキャンセルですが、これは英語で連絡するのが面倒なだけで、意外と簡単にできてしまいました。
そして、いよいよメインイベントとなるのが、コンドミニアムのオーナーへの部屋の引渡しです。なんと言っても、この引渡し次第で、入居時に支払った家賃2か月分のデポジット(敷金)がいくら戻ってくるのかが決まるのですから。家賃2か月と言っても、1月数十万円ですからかなりの額になります。我が家では、引渡しの数日前から家中を徹底的に掃除して磨きをかけ、壁に釘がささっていればきれいに取り除き、床に傷があればていねいに直し、一言もクレームがつかないようにしました。そのかいあってオーナーは全額デポジットを返してくれました。うれしかった...。

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