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1998年4月13日

シンガポールのスポーツ事情

シンガポールの学校では実学重視の傾向があるためか、体育はあまり重要視されていないようです。そのせいか、一般的にシンガポールの子供たちを見ていると、体力や運動能力が日本の子供たちと比べると少し落ちるような感じがします。また、大人についても、暑い国なので水泳はもちろんするのでしょうが、一般の人がスポーツをするという機会はあまりないように見受けられます(日本でもそうですけど)。でも、コンドミニアムに住んでいる人は、備え付けのプール、テニスコート、スカッシュコート、スポーツジムなどで汗を流しているのでしょうけど。

それから、シンガポールでは、トライショー(人力車)を引っ張っているおじちゃん、お兄ちゃん以外には街の中で自転車に乗っている人をほとんど見かけません。シンガポールでは自転車はレジャーの一つであり、休日に公園の貸し自転車屋で借りてサイクリングをするもののようで、暑い日中、街で自転車に乗っているのは、日本人か欧米人だけです。それでも、「参加することに意義がある」オリンピックには必ず出ているようで、入賞したら、企業から賞金がでるとか言われていましたが、結果はどうだったのでしょうか。また、驚いたことに、常夏の国シンガポールには室内スケートリンクがあります。私は行ったことはありませんでしたが、結構混んでいるようでした。

ただ、最近は裕福なシンガポーリアンにはゴルフをやっている人が多くなっているようです。また、私がシンガポールに赴任してすぐ、Sリーグというサッカーリーグができて、テレビなどでも試合を放送していました。チームは各地域のサッカークラブや会社などの同好会がもとになっているようで、レベルについては、まだまだなのでしょうか?(あまり試合を見たことがないのでよくわかりません。)。  一方、在住日本人はと言うと、他にやるスポーツがないこともあるのでしょうが、男性はほとんどゴルフ三昧というところで、休みの日はゴルフ場へというのが普通のようです。

私も、ほとんどの同僚がゴルフをやっていたので、何回か一緒にコースに出ましたが、シンガポール国内にあるゴルフ場は高くてなかなか行けません(それでも東京近辺のゴルフ場よりはずっと安いようですが。)。大体は、フェリーで30分?1時間程度で行けるインドネシア領のバタム島かビンタン島に行っていました。バタム島はインドネシアやシンガポールが共同で開発した工業団地があり、また、ビンタン島はビーチリゾートとして開発が進められ、リゾートホテルがいくつも建設されていますが、どちらにもいくつかのゴルフ場があり、フェリー代と昼食込みで1万5千円くらいできるようです。

しかも、コースはとても広々としていて、下手な私がやっても結構気持ちよく回れます。また、インドネシア人のキャディーが一人に一人ずつつくこともあり、日本のゴルフ場と比べるとかなり快適にゴルフをすることができます。しかし、大きな問題は、「クソ暑い」ことでしょう。途中途中で水分を補給し、木陰で休憩しなければとても回れず、1日コースに出ると、日焼けをして真っ黒(真っ赤)になってしまいます。

<観光クルーズの船 チェン・ホー>
観光クルーズの船 チェン・ホー

 

また、コースを回っていると、7歳?12歳くらいの子供たちが数人まとまってうろうろしているのに出会います。彼らはロストボールを拾い集めて、それをコースに出ている人に売るという商売?をしているのですが、平日でもいるようなので、学校には行っていないのでしょうか。彼らも商売上手で、「ボールを買ってくれる人→コース途中でボールが必要になった人→ボールをよくなくす人→へたくそな人」というのが、一目でわかるようで、4、5人でコースに出ていても、いつも私の周りにだけ寄ってきていました。私も時々買いましたが、結構安い上にあまり悪いボールもなくて私にはとても助かりました。でも、きっと、陰で子供たちを働かせている大人達がいるのでしょう...。

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