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1998年4月 9日

シンガポールで働くには

外国人がシンガポール国内で仕事をするには、Work Permit (建設作業等の肉体労働者用)又はEmployment Pass(ホワイトカラー用)の取得が必要です。シンガポールではEmployment Passの取得が一般的に厳しく、時間もかかるといわれており、日系企業の駐在員にも、シンガポールに来たけれども、パスがおりず、仕方がないので通常のソーシャルビジットパスで入国し、その期限が切れそうになると、いったんシンガポールを出て、またすぐ入国するということを繰り返している人もいたようです。ただ、現在は多少取りやすくなっているようです。

家族がシンガポールに住む場合もDependent Passの取得が必要ですが、これは本人がEmployment Passを取得していれば、簡単に取得することができます。なお、これらのパスを取得すると、パスポートにその旨記載されるほか、カードが交付され、普段はこのカードを携帯することになります。

また、自動車を運転する場合は、シンガポールの自動車運転免許証が必要ですが(旅行者は国際運転免許証でOK)、これはEmployment Passを持っていれば日本の免許証から簡単に書き換えることができます。ただ、こちらの免許証は、日本と違って写真もないただの紙切れ一枚です。財布に入れていると、だんだんと端の方からボロボロになってきます。有効期間は取得当初は1年間ですが、更新が簡単で、なんと近くの郵便局でもできます。

<POS BANK(郵便貯金のような所)>
posbank.jpg

 

その他、シンガポールに来てすぐ行う必要があることに、銀行に小切手振出用の預金口座を開設するということがありました。こちらでは、アメリカなどと同様、小切手での支払いが一般的で、小切手を振り出せなければ住宅の契約すらできないということで、まず口座を作ることが必要です。なお、シンガポールでは、日本と比べて預金金利が非常に高くて3~4%もあり、その当時(現在はさらに低くなっていますね)の日本の定期預金よりもかなり高くなっていました。また、銀行の現金自動支払機は街中どこにでもあり、しかも24時間使うことができるというように、いろいろな面で日本よりもかなり進んでいました。

また、私が最初に銀行に入って口座を作ったときの印象を言うと、カウンターがあり、数人のスタッフが座っているのですが、日本と違って各スタッフ(とその前の席)の間はブースのように壁があって仕切られていて、隣の客が何をしているかわからないようになっています。また、カウンターの奥は壁になっていて奥にいるスタッフはまったく見えないようになっていて、気軽に話ができるようになっていました(他の銀行では必ずしもそうはなっていないようですが)。

なお、シンガポールの大手の銀行は大体以前は政府が設立した銀行だったということで、現在でもシンガポールではかなりの大企業であり、様々な関連企業を持って、大規模な都市開発などもしているようです。※現在では、"Work Permit"と"Employment Pass"という区分はなくなっているらしいです。

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