シンガポールの幼稚園
シンガポールにも就学前の児童のための幼稚園や保育園といった施設がありますが、シンガポールでは夫婦共働きが普通であるため、日本以上にその数は多いようで、ほとんどのシンガポーリアンは幼稚園(kindergarten)か保育園(nursery)に子供を通わせているようです。それに、一応幼稚園とか保育園という名称を付けています、実際には中味はそれほど変わらないようです。
我が家でも、シンガポールで娘が3歳になったので幼稚園にいれようか行かせようということになり、同じコンドミニアムに住む日本人家族から幼稚園の情報を仕入れて、何軒か幼稚園を見に行きました。シンガポールには日本人幼稚園もあるので、そこに入園させる日本人の方も多く、特に長期間にわたってシンガポールに住む予定の方々は、子供を日本人幼稚園に通わせて日本と同じような教育を受けさせないと、日本に帰国したときに周りの子供たちと様々な点で差がついてしまうのではないかと考えている人も多いようでした。
でも、我が家は、どうせ2年後帰国する予定でしたし、日本人幼稚園は月謝が高いし家から遠い、それに3歳くらいなら日本語もたいして話せないのだから、ローカルの幼稚園でも構わないだろうということで、結局、家から歩いて3分くらいのところにあるOKH幼稚園というところに入園させました。この幼稚園の月謝は月200シンガポールドルくらいだったと思いますが、シンガポーリアンには政府から結構な額の補助が出るということなので、実質的にはかなり安くなるのでしょうが、もちろん我々日本人は全額を支払わなければなりませんでした。
幼稚園の中味は大体日本と同じではないかと思いますが、最初驚いたのが幼稚園では、なんと毎朝朝食が出るのです。朝食といってもおかゆとかパンとか簡単なもののようでしたが、これも夫婦共働きが多くて、子供に朝ご飯をちゃんと作ってあげられないシンガポーリアンのためのものなのでしょう。なお、シンガポールのサラリーマンやOLは、会社に行く途中のフードコートやカフェテリアで朝食を食べたり買ったりするので、家では朝食は作らないというのが普通のようです。 子供たちは、幼稚園で朝食を食べた後は、日本の幼稚園と同様、遊んだりちょっとした勉強をするようですが、二言語主義のシンガポールでは、学校だけでなく幼稚園でも原則として英語が使われているようで、私の娘も1年くらいの間に結構きれいな"シンガポール式"の発音の英語を片言ながら話せるようになっていました。
日本に帰ってきて1年もしないうちにすっかり忘れてしまったようですが。ただ、幼稚園の子供たちは大部分が中国系のようだったので、時々中国語(北京語)の勉強もしていたようで、私の子供も、知らないうちに国語の単語を話したりしたので、親は、英語より中国語を覚えたらどうしようと心配してしまいました(もちろん日本に帰ったら、きれいに忘れてしまいました)。また、幼稚園では冷房は効いていないので、毎日午後にはシャワータイムがあり、子供たちは全員水のシャワーをかぶっていました。それから、幼稚園でもお昼寝タイムがあったようです。

それから、子供たちの誕生日には、子供の親が、ケーキや他の子供たちへのちょっとしたおみやげを幼稚園に持ち込んで、お誕生パーティーをやってもらうというのことを結構やっているようで、我が家でも、子供の誕生日のときに先生に頼んでやらせてもらったのですが、幼稚園に持ち込むケーキをケーキ屋に注文しに行ったら、ケーキ屋の方でも慣れているようで、子供向けのキャラクターの絵の入ったケーキの写真が何種類もあって、その中から予約するのですが、幼稚園のクラスの子供たち全員(数十人)にケーキを行き渡らせるということになるので、そのケーキというのも超ビッグなもので、直径50cmくらいもあり幼稚園まで運ぶのが大変でした。

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